Ayurvedic understanding of Rasayana

~スリランカHabarana Wedagedara Ayurveda Institute(HWAI)の教育で学習したこと

アーユルヴェーダでは、『人生』という大きなテーマで考えます。

 人が生まれたとき、誰もが先天性(プラクリティ)を持っています。

このプラクリティには、その人が必ず成し遂げたいと願っている独自の課題と、それに相応しい素質を兼ね備えていると考えます。

 生まれてからは、その人の個性を活かす課題がスムーズに行われるとは限りません。ときに家庭や生活環境、社会文化に影響を受けて、人はプラクリティから遠ざかってしまうといいます。

 後天的に色々なものを身につけてしまい、自己抑制が難しくなって、混乱してしまうようにさえなります。そのお知らせが『病気』『不調』『不健康』『不健全』です。

 気持ちが塞いだり、身体が不調になったときほど、身につけた後天性(ヴィクリティ)に着目し、不要なものを捨てていくようにしていきます。

 本来のプラクリティに回帰して、自分にもっとも相応しい『生き方』をするように心がけるのが、アーユルヴェーダ療法です。以下は、自己を確立していくために、サロンで推奨している生活療法の心得です。

 

*あなたらしさに向かうための日常生活の基本 

≪調心‥‥意識作用≫

・自主、自発、自律の三点セットで考える

・個性を肯定する

・知性と理性の成長を伴わせる

・体質と気質に目を配る

・他人と比べない

・他人と自分を同一に考えない

・楽しむセンサーをつくっていく

・好きと楽しい感覚は自分の道を選びやすくするカギになる

・困ったときは救助ではなく、援助でものを考える

・自分を大切に、そして人も大切に

・幸不幸のつくり主は自分である​

≪調息‥‥生理作用≫

・規則正しいリズムを自分でつくる

・呼吸は心の鏡 深い呼吸ほど安らう

・食事に気を配る

・空腹を満たすだけに留まらず、食事を味わって幸福を感じるようにする

・悦びのために手間を惜しまない

・むやみに快楽を欲しているときは、心の不満を考える

・緊張感や神経症は不安が原因なので、根本原因を探る  

 

≪調身‥‥肉体管理≫

・しっかり休むから動けるの理論を忘れない

・朝ヨガは頭の回転を促進させるために行う

・冴えた識別で今日一日を動けるようにする

・肉体訓練は、関節をほどき、生理作用の活性化を目指すため

・形にこだわるよりも、質にこだわること

・健康を考えた趣味をいくつか持っておく

・お仕事も肉体訓練を伴う貴重な時間、姿勢に気をつける

・よく笑う

・ブレイクタイムを忘れずに取り入れ、ゆとりをつくる

・夜ヨガは日中の癖や緊張感をしっかり解放するために行う

・マッサージケアを定期的に行い、生理作用の促進を促す

・小さなことでも毎日持続して、有益な環境を確立していく

・睡眠時間を確保する  

​以下はセラピスト育成時に学習した項目です。

日本とスリランカでは、環境も文化も違いますが、生活を守る知恵・人で生きる智慧を広げて参りたいと思います。

*実習

・アヴィヤンガと本場スリランカ木製スチームバス(発汗療法)の体験

・アヴィヤンガの実習記録のつけ方

・アヴィヤンガ実技、マルマポイントの習得

・シロダーラの体験と実技

・ピンダスウェダとカティバスティの体験と実技

・シロアヴィヤンガとヘナケアの体験と実技

・家庭でできる自然療法(調理実習)

*理論* 

・アーユルヴェーダの8部門と健康観と健康観察実習

・解剖生理、パンチャマハブータ、パンチャカルマ

・プラクリティとヴィクリティと生活

・便秘、アーマをなくすには、アーユルヴェーダにおける食生活

・マッサージの効能および禁忌、施術者の健康と安全、施術者の心構え、オイルの効能

・足と健康、アーユルヴェーダと運動、フットケア

・セラピストのための生理学と環境科学

・がんの予防と、生活習慣病

・アーユルヴェーダと世界の伝統医療

・スパイスとハーブの効能、アーユルヴェーダにおける食生活

・人体の構造と機能、薬理学、疾病の成り立ち、中韓医学概論など