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Yoga  Citta  Vritti  Nirodhah.

​大人から始める哲学 : 人として生きることをより深く学び、花も実もある人生にしていく学問

~五十、六十の手習いも素敵な選択。この人生をもっと豊かに生きたいと願うときは、人生の中心である自分を磨こう~

*ヨガ行法に取り組みたいと寄せられた声

 人生の後半に差し掛かっている自分に気づき、自分の健康と人生のためになる学習がないかなというお声にお応えして、サロンでは大人から始める哲学『心の学び・ヨガ行法』を提案しています。

 日本社会は人生哲学思想のない社会と囁かれているのをご存知ですか?一般社会では精神というと知性と理性を指しますが、本来精神性とは、自分で自分を支える内なる力のことです。人生にはいくつかの大きな環境変化が誰にも訪れますが、その際に精神性が育っていないことが影響し、体制を自分で整えられず回復できない事情に陥ります。

 東洋思想をご存知ですか?学問として学ぶと人生に役立つものばかりです。現在親しまれているヨガは身体のトレーニングと思われがちですが、本来の姿は、自己鍛錬による自己救済、人格育成を目的にした生活実践法です。紀元前から行われている修行や経のなかに、現代心理学の原点ともいえる洞察療法が数多く存在します。

 宗教的見解を脇に置くと、ごくごく一般生活で誰もが必要とするライフスタイルの指針です。現在、50代からが本当の人生のわかれ道と言われています。ご自身の健康やアイデンティティーについてもう一度理解を深め、本心から望む生活につなげ直していくのにヨガ行法が役立ちます。

*既存価値観から転換し 自己救済を試みます

 行為主義という言葉をご存知ですか? 努力によって内面をひたすら観察し、見直していく客観的トレーニングです。『行為によって人は卑しくもなれば、行為によって人は崇高にもなる』とうのが語源です。苦しみや辛さが伴う事情のときは、特にものの見方を変えていくことをお勧めします。

・自分の心は一体どんなあり方をしているのか? 

・感じ方や気持ちはどうか?

・どんな思いがあるか? 

・それらに至った考え方はなんだったか?

・気持ちから生まれた考え方はなにか?

・決断し選んだ行為は?

・それによって出た結果は?

と、微細な見解まで洞察していきます。

タイムサイクル、姿勢をはじめとする生活動線、行動パターンなど、決意さえあればいつでもどこでもトレーニングしていけます。

*依存と曖昧さを払拭し 自律と自己確立を体得します

 昭和価値観は、物をたくさん持つことに豊かさを求める物質至上主義(世俗的欲望)と、言いつけを守ること(規範依存)、与えられた教ものを覚える(合理的教育法)によるものでした。優秀な成績で修了することが幸福に至るとも考えられていました。

 この社会背景は集団心理が強まる一方で、他によりかかる性質が育ちやすく、他者の評価なくては立てないような脆く弱い自立力になっていきます。そうした背景にどっぷる浸かってしまい、自我理想と等身大の自分とにギャップが生じ、不定愁訴や空虚感に襲われ悩みます。

 大人のヨガ行法では、他人に承認されるよう努力した意識から転換し、自分の人生の健康を考え、自分を支えに自分を活かして生きる(=自己実現の生活)よう実践します。

 

*健康も人生も自分で決めて 心を豊かにしていきます

 消極性・依存性の問題を引きずっていると、他人の目や評価が非常に気になるものです。また、自分のやりたいこともわからないような状態に陥りがちです。迷いや苦しみを持っているなら、物の見方、価値観、世界観、本能的な欲求や欲望を転換し新しい価値観をつくっていけば、心の世界は豊かさを取り戻します。

 心の学びとは、自分の努力で自分の心を理解し、自分の力で自分の心を健やかなほうへと導き豊かにするトレーニングです。今まで経験してこなかったことに携わり、知らなかった自分に出会う学習で自分を生きる感覚』を鍛えてくれます。

*辿り着く場所は 善き習慣の集大成でしかありません

 大人のヨガ行法は、自分で決めたルールを守り、積み重ねて洗練させていくだけのシンプルさです。強制や強迫もなく、自分が自分の親となり先生となり導きます。美しい姿勢も、健康な考えも、生活の安定も、心の豊かさも、既存を越えた善き価値観と習慣の集大成になります。

*ありのままからあるがままへ​ 自分の生き方を取得する

 人間はそもそもワガママないきものです。迷ったり苦しんだときこそありのままを素直に受け止めるのが最初の一歩ではないでしょうか。ワガママという原石を、毎日の生活のなかで工夫を凝らし、愛し磨き洗練させていくからわたしたちは豊かになります。飾らない自己発見は生きがいになります。

*三日坊主にならないための心構え

 人間の脳は、今まで使っていた習慣を正しいと思い込む習性があります。新しいことを始めるとかならず違和感が現れ断念したくなります。その脳の仕組みに引っかからなくてすむように、サロンでは体得の7段階をご紹介しております。

①課題・作業に忘れずに気づいておきましょう

②やりたくない気持ちが起きたら、優しさで受け止め否定的感情を引きずらない

③感情的にならず理性に基づき、作業を遂行するよう自分で導きます

④続けると、達成感と喜びが生じてくる段階に入ります

⑤さらに実践を続けると、体も心も軽快な感覚が生じてきます

⑥当たり前のごとく、その作業が遂行できるようになります

⑦トレーニングをしているなどの考えすらなくなってます

実力・体得になっているのでここが課題のゴールです♫

現在、80代の方までがヨガ行法をご利用です。人生100年という時代に、生涯ずっと楽しめる趣味や学問があることは生きがいにつながります。顔を洗うように心を洗い、食事を摂るようにヨガをする。永遠に生きるかの如く学習し、明日命の最後を迎えるかの如く今日を生きる。彩ある生活にヨガ行法をお役立てください。

 

​毎日の生活を自分を育てる時間に使っていく

アーユルヴェーダサロンハナミズキ・ヨガ行法

いつもの住空間で自分を教え導いて学ぶ

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