My Secret Brilliannt Tale

過去を語り尽くして 本当の自分自身を見つけ出そう

~子ども時代を反芻して 本来の気持ちと欲求を改めて見つけ出そう

​・語り尽くして あなたに何が起こっていたか知る

アダルトチルドレンや共依存者の幼少期は、自分以外の人に『合わせる』ことをひたすら学び、合わせるために『自己を喪失した生き方』が定着します。他人の人生に過剰に加担しながら生活するため、流された感覚が常につきまとい、一貫した自己が不在状態になっています。自分がわからないとなる人や生きづらさを感じる人は、自己物語が未だ不在です。私たち人間は語ることで記憶や気持ちを反芻し、使った文脈に沿って物事を解釈し、経験の中から自己を創っています。あなたの身の回りで起きていた出来事と、本当の気持ちを語ってあなたの自己物語を創ってみましょう。自身の経験を意味づけることで、あなた本来のアイデンティティーで主体的に行動がとりやすくなります。

・語り重ねる中で 曖昧にした気持ちと経験に言葉がつく

アダルトチルドレンや共依存者は子ども時代の家族関係が複雑であったり歪んだ関係の中で育っているため、家族不和を回避するために自分らしさを表現することなく抑圧しています。こうした環境では本来の感情を無視する機能が働くようになります。また、自分の生理的作用そのものを否認し他者に同一する能力が過剰に発達するため、本来の感情の分類や言葉づけが未発達です。聞き手を前にして何度も記憶を反芻し、文脈をつくり重ねることで知性が発達し、自分の気持ちや状況を他者に開示するスキルがアップします。

・自分の経験をすくい取り 意味あるものへとまとめていく

人間は自己物語の枠組みが失われると、個々の経験や出来事がバラバラに浮遊した状態となります。浮遊した時こそ自分の気持ちや状況を語り重ねることで、煩雑なままにした経験が意味づけられ、自己の物語の中で機能する出来事となります。物語的文脈が創られると自分がわからない状態から脱出します。

・物語的文脈が生まれると 自己を再定義しやすくなる

自分が誰だかわからない状態を「アイデンティティー拡散」といいます。意識は現実と非現実、自分と他人の区別がつかず、自分らしい選択と言われるとどうしてよいかわからない状態に陥ります。語り重ねること、文脈をつくり重ねることを第三者の聞き手と一緒に行うと、違った視点が入り込んで思い込みが外れたり、思いがけない価値を見出せたりするため、新たな自己を見つけやすくなります。新たな自己定義を基に主体的な行動がとりやすくなります。アイデンティティー再形成も適います。

・自分はどこかにあったり探しにいくものでなく創るもの

自分探しがブームになり外部にマメに探し行く人がいますが、それでかえって何もわからなくなる状態に陥ることがあります。本当の自分の見つけ方は、身近に散らばっている自分自身の経験を納得のいく形に組みたてていく作業が欠かせません。得体のしれない不安に襲われたり衝動に駆られるのは、諸々の経験に言葉づけと意味を持たせなかったために自己の要求がつかめず起こります。自己物語の欠如は不安や苛立ちを生じさせます。また単純明快にわかりやすい物語・カリスマ的物語・宗教的、伝統的物語などに安易に同一化し依存していくと、かえってアイデンティティー拡散や崩壊を招く危険があります。

・言葉が心の現象を変えていく

境界線を引かず、自分の欲求より相手の欲求に『合わせる』ことが自分の責任であると思い込みながら生きてきているために、自分の言葉で自分の気持ちを他人に開示する能力が未発達です。こうした問題を他者に転嫁して親密性の障害が起こります。癒着関係は自分の問題そのものを否認して、自分のために他者をコントロールしておかなければいけないと強迫観念を生みます。過度の心配や他者に過干渉になり、愛することとしがみつくことの判断が出来ません。こうした暗い心の現象を自ら語り尽くして明かすことで、言葉が心の景色を変えていきます。

・固定化した自己定義が語り重ねる中で変化していく

随伴する嗜癖行動と身体症状共依存の核となる一次的症状、歪んだ認識の二次的症状がある場合、ほぼその人は共依存の役割や特徴を持っています。それが『自己定義』になっています。人間は自分をダメな自分と定義すると、定義に相応しい振る舞いをするものです。固定化された定義のままで行動し毎日の生活が生きづらく、嫌悪や不安や苛立ちを増長させています。こうした混乱を続けないために第三者の聞き手を探して語り重ねると古い自己定義が払拭され、一段大きな枠組みの自己物語に改変されていき、新たな自己を再定義することが可能になります。とくに中年の危機を経験し苦悩している人にとっては、語り重ねる経験は効果的です。

・聞き手が変わると話し方も態度も変わるもの

人間は目の前にいる聞き手に対して、ある程度態度や口調を変えるものです。理解されたいと何度も相手に対して文脈をつくり重ねる経験は、自己が最も主張したい部分を浮き上がらせるだけでなく、同時に態度などの非言語コミュニケーションも変化させます。表情や姿勢、使う頻度の高い言語やイントネーションが次第に変わり、その人そのものが変容します。自己に対するイメージに自信がつき社会生活も変化していきます。

・語り重ねることで家族関係の病理から脱出する

過去に起きた悲惨な出来事をなかったことにする否認が人生を迷子にします。隠そうとするあまりに他人のコントロール(管理)が必要になります。過去の記憶を反芻して語り尽くそうとするあなたは、もう過去のあなたではありません。過去を慰め癒し活かそうとする立派な新たな自己です。物語を書き換えすることで防衛的な振る舞いから、能動的な振る舞いへと変容します。物語も定義も変わると、あなたが生きる世界は変わっていきます。

・人は語ることで立ち直れる 世界の意味が一変する

重大な喪失体験をした人ほどじっくり話につき合ってくれる人を前にして、語り尽くす意義は大きなものになります。やり場のない怒り、まだ納得できない気持ち、モヤモヤした生理作用、後悔や無念さを対話で出し尽くすことは、本来のあなたをより深く味わう重要な経験になります。これらもすべて語り重ねる中で無効化することなく物語の枠組みに再設定されます。収めにくいものほど本当の自己であることは間違いなく、そして、それを含めたもっと自由で大きな物語の中で活かされていきます。いつだって私たち人間は言葉一つで、生きる世界を大きくも新しくもすることが可能です。

​**蛹が蝶になるように、あなたは変化を遂げる人です**

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​語って本当のあなたを見つけてあげよう

ドックの花嫁

​本当の自分で人生を生きていこう