Quality  Of  Life (QOL) 

​自己愛を取り戻して 自分本来の心性を発達させよう

~不安を薄れさせるための嗜癖行動が身体症状や心身症になります

​・アダルトチルドレン症候群と嗜癖の関係

嗜癖(アディクション)とは嗜む癖がつく強迫的行動のひとつです。ほとんどのアダルトチルドレンや共依存者に随伴しています。襲いかかる不安を打ち消そうとしたり、怒りの感情を拭えない時などに必要とする心理行動です。分離不安やコントロール不能な状況が起こると、その不快感を別のモノで解消しようと試みます。早い子では思春期に表れはじめ、嗜癖は進行性で青年期ごろには依存症となり生活を損なう場合があります。

①物質嗜癖・・・酒、たばこ、薬物、カフェイン、食べ物、摂食障害など

②プロセス嗜癖・・・麻雀、パチンコ、競馬、ギャンブル、セックス、仕事中毒、エクササイズ中毒、趣味中毒、ダイエット、買い物、危険運転、カルト信仰、宗教、ゲーム、パソコンなど

③対人嗜癖・・・支配、世話焼き、隷従、印象操作、恋愛、不健全な歪んだ関係

※①②③を複数持ち合わせることがあります

・身体症状

機能不全家族の中で育った人の精神構造は見捨てられ不安から始まり、その恥ずかしさと屈辱を回避すべく偽りの自己を発達させていきます。他人の分まで責任を背負うようになり疲労感や徒労感が伴います。本当の自分を表現できない空虚感を嗜癖行為でも埋められなくなると、遂には多彩な症状でその問題は顕現します。その一つが身体症状です。

・食欲異常、生理的作用の不調、慢性疲労症候群、自律神経失調症、感情抑制障害

・月経不順、無月経、子宮内膜症、子宮筋腫、性機能障害、不妊など

・睡眠障害、高血圧、背部痛、不整脈などの循環器疾患

​・喘息などの呼吸器疾患、副鼻腔炎

・湿疹、帯状疱疹、アレルギーなどの皮膚疾患

・頭痛、偏頭痛、咽頭痛、心因性難聴、視力低下、目のかすみ、寝汗など

・下痢、便秘、痔などの消化器疾患、

・首こり、肩こり、関節痛、腰痛、背部痛、リュウマチ、疼痛症候群など

多くの場合、身体の痛みを主訴として内科や整形外科などを来院しています。精神科や心療内科に来院するのは最後の手段と考える回避傾向です。また抑圧した真の自己を癒す場所として、現在はヨガなどの身体を癒す体験療法に訪れることが多くなってます。​特に男性は、社会文化的にも他者に相談するのは屈辱であると考えが働き、その発見が遅くなり深刻化しているケースが少なくありません。

・悲しみや怒りの感情の表現が不適切

アダルトチルドレンや共依存は偏狭な上下関係が成因になってます。怒りの感情を抑圧する習慣が子どもの頃からついています。潜在意識に溜まった怒りの感情は、両親の怒りの表現を見本にしていて、不適切な処理になっています。気持ちを汲むことを知らずに育っていたり、感情そのものを忌み嫌う教育を受けているため、堪り兼ねて八つ当たりや、恨みがましい愚痴や主張になりがちです。

 

怒鳴りは、アドレナリンが放出してエキサイティングな状況を味合わせた後、スカッとするのでやみつきなります。相手の萎縮した態度を見ると、報酬を得たのと同じ感覚になるため、癖になって『怒り依存症』に進行します。怒りは肝臓・副腎に負荷がかかります。血液循環が悪くなるので、心臓にも負担がかかり呼吸障害を誘発します。体調が悪くなっているときは、身体からの警告です。

・アダルトチルドレン症候群と共依存からの回復プロセス

アダルトチルドレンや共依存は、不適切な家族内で経験したトラウマが成因になっています。事実を否認する自我防衛パターンを解くことから始めましょう。心理教育を行うことで改善します。

 

子ども時代ご自身に何が起こっていたか安全な場所で語り尽くし、開放していくことをおすすめします。幻想化・理想化した親像を手放し、ご自身の中に新たな親心を育成しリカバリーしていきます。トラウマは放置すると、必ずそれを呼び覚ます追体験を重ねていくので、心の傷を深部から癒し、リスタートへと向かえるようにカウンセリングをご利用ください。自己愛を取り戻し、自己を再肯定できるようにしましょう。

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​自分らしさの喪失に気づいて回復を目指そう

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