心の不調であれ、身体の不調であれ、
よくない習慣が、
体内で病気に形を変えて知らせていると考えるのがアーユルヴェーダです。
別の視点から考えると、
『わたし』のやり方に、こだわり続けたために病気になったと言えます。
病気や悩みが解消に向かわないとき、
そこにはいつも『わたし』が頑なに関わっています。
では『わたし』って何だろう!?
と、考えたことがありますか?
今使っている『わたし』は、
胎児のときからの『わたし』とは限りません。
ここがポイントです。
誕生後、
赤ちゃんに向かって入ってきた情報によって、
赤ちゃん自身が幼い精神作用を使って想定した『わたし』が土台です。
時間の経過とともに『わたし』は徐々に強化されていきます。
一般的な考え方とアーユルヴェーダが違うところは、
主役の『わたし』が○○したから病気になったと考えるところを、
『わたし』そのものにも着目して、
『わたし』に拘らずに、
『わたし』ごと手放してしまいなさいというところです。
知覚器官がまず先に在って、
そこに情報が触れて、
そこから『わたし』が生まれてると考える哲学が背景にあるのですね。
親が期待する子のイメージや、
文化が必要とする人柄など、
沢山の複雑な情報によって歪んでいく『わたし』そのものを、
拘らずに手放すほうが、
心が鎮まりやすいと考えます。
斬新ですね。
サッパリする感じがしませんか?
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