予防は、病気治療よりも望ましい。
それがアーユルヴェーダの目的。
日々生活を整えておくから、
その豊かさゆえに健康で楽しい生活が遅れると考えます。
冬に起こりやすい症状で代表的なのが呼吸器の疾患です。
咽頭、副鼻腔、肺は、乾燥に影響を受けやすいことは、
もうご存知かと思います。
それだけではなく、
頭皮、表皮の潤いも保持しておかないと、
どんどん血行不良を起こし、体内の治癒力も予防力も低下します。
乾燥から知覚過敏が起こりやすく、筋肉の緊張が著しく起こりやすいため、
ストレスを解消するのに抗不安作用がある『砂糖』に手が伸びがちです。
自然療法やマクロビでは、
細菌性肺炎は、
肉や卵や強力な動物性食品などを繰り返し摂取した結果、
潜在要因に極陽性が起こっていて引き起こされると視ます。
また、それらの誘発は、
精白小麦粉・脂肪・乳製品・焼いた製品の取り過ぎといった、
極陰性の偏食によって引き起こされるとも。
ふたつの食習慣が、堆積物を増やす原因になります。
過剰な粘液が堆積すると、
鼻腔、副鼻腔、気管支、毛細血管などは閉塞気味になり、
循環が悪くなりますので、この状態でウィルス感染すると治癒が難しくなります。
衣類や暖房機で調節しているだけでなく、
食事からの予防も大切にしてください。
伝統的な自然療法では、
陰性に傾いているかどうかェックする方法に、『顔』に注目します。
あなたの頬に吹き出物は出ていますか?
顔面のどこに吹き出物が出ているかで、体調を観察します。
頬や口周りや顎周辺に吹き出物が出ているのを、
ただのマスクかぶれだと認識してませんか?
頬周辺に出る吹き出物は、
乳脂肪や砂糖、小麦粉などの陰性食品の食べ過ぎの警告の可能性があります。
砂糖の取り過ぎは、額や目元や頬に縦ジワまででてきます。やつれやたるみが多くなります。
グルテン過剰摂取は顎周りに吹き出物が出やすく、頬は赤くなりがち。炎症反応や腫れやすい。
頬の赤みは、アルコールや刺激物、動物性食品の偏食による毛細血管の過剰な働きによります。
慢性的な気管支炎や副鼻腔炎は、肥満傾向(カパ性傾向)の人に多いので、
この冬の時期は体重増加にとくに気を配ってください。
冷たい飲み物、甘いジュース、脂肪や油性の多い食品、アイス、生クリームなどの誘惑に、
どうぞお気をつけてください。
陰性に傾いた場合は、
長時間火を加えた調理法に変え、
幾分味は濃い目に調整し、根菜・海藻類を大目に加えて調整します。
玄米食はおすすめです。
ショウガ、レンコン、大根、玄米、玄米茶といった材料は、
手ごろに手に入ります。冬野菜はまさに薬膳そのものです。
咽頭や気管支、鼻腔の閉塞が起こったような感じが少しでもした時は、
調理にまめに使用して予防に役立ててください。
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