その子そのものを知りたいのか?
それとも、
こちらの望むような子どもになってもらいたいのか?
欲望によって、子どもに対する対応が違ってきます。
子どもは、そもそも親に呼応して成長していくものなので、
子どもの外側がその子の人生の方向性を決定づけていきます。
前者は、先天性を活かした子育てですが、
後者は、後天的に周りが価値観を植え付けていく子育てになります。
後者は、その子の前にレール(親の理想の形)が用意されています。
はじめから出来上がりを求める閉じた世界に気づいてますか?
着目するところは、
誰かの理想の形がもう在って、
こうなっていないといけないのよと指導されることです。
子どもが出来上がりを装うことを先に学んでしまうと、
あとで苦労します。
悩みや不調は、
現実対処の術が見つからない時や、
誰も答えを渡してくれない時に起こります。
人間本来は、
出来事を通し、
失敗を繰り返しながら多くのことを学び取りますが、
そのことを知らないで成長すると、
失敗を恐れて、
より一層身動きが取れず閉じた世界で停滞を起こします。
出来上がりを強く迫る習慣、
監視や管理の目が強く迫る習慣は、
人の成長の妨げになります。
病気になったら元に戻ろうとするよりも、
悪習慣を清算するときと考えて、
新しさを求めて日常を工夫していくことです。
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