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  • Writer's picture湘南茅ケ崎 サロンハナミズキ

エゴが暴走するとヴァータ性が上がる





アハンカーラ(自我意識)の成長が人生の鍵を握ると、


ヴェーダ理論では考えます。


アハンカーラ(自我意識)が選択を間違えると不益が増すためです。



意識そのものは動性と惰性に分かれていて、


そのどちらにも偏らずに済むように開発し、


中性・神聖な性質に辿り着かせるように毎日を過ごしていきます。



毎日が自我意識の成長のためにあると考えるため、


生活を有意義に使うよう勧められます。


ここが楽しいところ。



エゴの動性とヴァータ性は深く関与していて相関します。


ヴァータ性は5大元素の中『空・風』を元素に持ちます。


肉体内に常に関与し、風のように駆け抜ける仕組み。


病因要素の王様です。



肉体的では神経を司り、触覚にも関与します。


気質的では受想を司り、すべての想念に関与します。



想っただけでヴァータ性は身体中を駆け巡り、暴れる仕組み。


病や不調に陥ったときは、


必ず初心に返って自我をコントロールするために仕切り直しをします。



身体症状を発症し体調不良に陥っている方が、


ヴァータに関わってないことは皆無です(笑)


それぐらい想念は恐ろしいほどの力を持ってます。



想念は私たちの人生を操ります。


空想、夢想、妄想、想像、理想など挙げると沢山出てきます。


理性的に処理して物事を実現するようにしています。



ただし、


想念は使いようとも言ってます。


人はイメージを膨らませることで、荒だった生理的作用を鎮めることが出来ます。



水辺を歩いてすがすがしい気持ちになる想像、


森林の中を歩いて癒される想像、


鳥のさえずりに耳を傾け、地上のわずらわしさから逃れる想像、


安全な妄想に集中することで荒だった生理作用を鎮めたり、


沈んだ気持ちを上げるのは良薬とまでしています。



不調に陥ったときは、


小さな楽しみを意識して、自分に施してあげることを考えましょう。



共依存傾向の人は、


他人の世話をするのは得意ですが、


自分のお世話をするのが不徳だったりします。


いい機会だと思って自分のお世話をしてください。



空を見上げる、雲の流れを見つめる、臭いに集中する、


それからマッサージに行く、カウンセリングに行くなども、


自分のお世話をする手段のひとつです。









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