生活のなかで、
人の尊厳が護られ、
大切にされる・する行為を学んでいきます。
人の行為が目の前にあって、その行為から吸収していきます。
それが人ごころ。
赤子で生まれたわたしたちが、
最も安心を感じるときは抱かれているときだといいます。
包まれている感覚ですね。
アーユルヴェーダでは、
赤子の時は刺激の少ないココナッツオイルから始まって、
日常の生活にマッサージをする習慣があります。
オイルによる経皮栄養だけでなく、
肌と肌が触れ合うことで得る効能をよく知っているからです。
スキンシップがなぜ大切なのかというのは、
科学的にも証明されました。
優しく触れられること、
マッサージを受けることで、
セロトニン神経伝達物質が放出されることがわかっています。
幸福を感じる神経物質です。
うつ傾向の人は、
特にこの作用は必要だと説明を受けているはずです。
セロトニンは、
心を鎮める作用としてとっても重要なもの。
マッサージの心地良さに意識を集中して堪能し、
幸福感をチャージします。
エネルギーはかならず減るもの。
上手にチャージする時間をとることで、
また新たな気持ちで毎日の生活に取り組めます。
幼児期から成長する過程で、
腕に抱かれる行為はだんだんと少なくなっていきます。
日本文化は特に。
ハグする習慣はほぼありませんから。
そうした文化環境も手伝って、
自己肯定感の低さや、
他人の承認を強く望むような意識作用を発達させるのだろうと思います。
新しい工夫を随所に取り入れて、
健康的な生活を試みてくださいね。
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