部屋が片づかない、モノが溢れている状態を例にしましょう。
ルーズと消極性と人格は非常に深い関係があります。
『心のカプセル化』を持った心は、何かに依存したくものなのです。
物質に過剰に頼るような人格になります。
収集癖は、満たされない心の不満や不安を薄れさせる目的で行われます。
(嗜癖といいます)
嗜癖は、共依存病理の特徴的な行動です。
物が保護者の代わりともなるのです。
また、自分でルールを決める体験が少ないため、
必要なものと必要でないものを分けるルールができないことで、
ドンドン沈溺します。
こうしてルーズが定着します。
命の働きは活かそうとする動きなのですが、
そのひとの心理作用は常にその逆で後ろ向きに構えられます。
もうひとつ無意識的に働いている心理作用は強迫性です。
監視・管理を受け続けているため(心理上)、
罪意識が随伴しますね。
やるべきなのに(強調)、
でもやりたくない。
拮抗する状況からやらねばならないがさらに強まります。
強迫性が必ずくっつきます。
もし、そうした事情を持っているなら、
ただ『マイルールで進む積極性』の経験不足なだけですよ。
意識しながら片づけていくことをおすすめします。
積極性がある人は、経験者なだけなのです!(^^)!
命の働きと心の方向を同一方向にまとめます。
片づけることは、自分を楽にしてあげること。
捨てることは、自分の心をかく乱させるものから優しく遠ざけてあげること。
もったいないは、ただのしがみつき、依存の姿。
そんなことばを意識しながら、真新しい自分へと一日一日近づいてください。
経験は、あなたの自信になってくれます。
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