アーユルヴェーダの目的は大まかに分けて二つ。
①健康な人の健康を保護すること
②病気に陥った人の病因を根本から取り除くこと
日頃の生活は、健康を維持するために営まれていることが望ましいです。
サロンにご来店のクライアントさんには、
苦痛の緩和ステージと精力増進ステージとで提供する内容を分けています。
先日ブログでご紹介した白湯のお勧めも、
行く末は精力増進をずっと続けるためのスキルです。
苦痛の緩和ステージは、根源であるメンタルアーマを見つけることが主になります。
アーユルヴェーダでみる病気は『種子』に始まります。
病気が発現するずっと以前に、
不益な情報を有益と勘違いし、
バランスを回復するためにとったその行動が、
悪因だったことを突き止めることです。
種子が身体の管を通して廻ってしまい、
一番弱いところに集まって増悪な状態をつくっていくと考えます。
白湯は、その流れを掃除してくれるのに最も相応しい飲み物なのですね。
味がないようでばっちりあるもの。
味覚は内臓の鏡。
刺激物に反応するようになると、
繊細な感覚がガンガン落ちて(泣)美味しく感じないのですね。
健康を維持するには、種子をかならず排除すること、
流れを切り替えることが大事です。
精力増進ステージに入ると、今度はより精力を上げる生活を心がけます。
その際にお勧めしているのが『管を柔軟にして運びを良くする』行為。
それを毎日することです。
スリランカ研修中、私たちにその行為を教えてくれたのは、
アーユルヴェーダ大学の先生(ドクター)でした。
(アーユルヴェーダの中でとり込まれるヨガを教えるのも大学の先生です)
柔軟性が徐々に向上するのが目的。
(指導してくれた先生の柔軟性が、まだまだ発展途上なのがとてもおもしろかったです)
運動嫌いの人も、健康維持のためとなれば別です♫
白湯と体を伸長させる動作を毎日盛り込むことが、
精力増進の鍵になります。
小さな行為がつながって、
廻りがとってもスムーズな身体をつくり、
精力みなぎる体にします。
運動嫌いな人ほど、お得な感覚になるからとてもおもしろい。
難しく考えない&地道に出来そうなものだから、
人の心を動かします(^^♪
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