友愛・慈悲・欣喜・無関心の鍵を持って役立させていく。
その中で不徳に至るのは避けたいものですね。
ヴェーダ理論で不徳になるものは、
そもそもアハンカーラ(自我意識・エゴ)が問題であるとしています。
人間が生まれたときは生命維持力によって自動的に営まれていて、
そこに後から自我が入り込んでくる仕組みです。
その自我意識(エゴ)を育成していかないと不徳になるとしています。
エゴの動機は気持ちです。
エゴの気持ちをどう活用していくかが鍵でして、
発達もすれば荒廃もします。
①感じた生理作用に適切な言葉づけをする
②言葉づけして自己認識できるようにする
③同時に表明して、他人にもその現状を容認してもらう
④見守ってもらいながら、気持ちをきっかけに改善していく手段を見つけていく
⑤自我をコントロールする面白さを身につける(発達する)
これが上手くいかない場合に荒廃し問題を起こします。
不徳が増長する人に潜んでいる因子は、
・言葉づけされずにただ抑圧、抑え込む習慣がある
・気持ちを他者に表明したら、他者にそれを何とかしてもらおうとする習慣がある
・気持ちを誘発する材料は常に外側、気持ちを整理するのは他人
たったの三つ。
いつまでも力づくで人を動かそうとしている人たちに共通しているのは、
忖度。
小さな家庭の中でさえ、この忖度は「気が利く」の言葉で利用されています。
あなたは根本から見直しが出来てますか?
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