あなたは『すぐやる象さん』ですか?
それとも『やらない象さん』ですか?
人間は、
A,時間を作ってでもやる人
と、
B,言い訳をしてでもやらない人
の二種類だと言った人がいます。
この言動はアーユルヴェーダ理論にも当てはまります。
人間の心の属性は、初め二種類です。
①動性(ラジャス)・・動く、動かしめる、
②惰性(タマス)・・動きがない、動かない、動かさない
Aは①によって起こりうること。
Bは②によって起こりうること。
とてもシンプルです。
ヴェーダ論で最も邪悪なものは『②タマス』です。
ここで着目して頂きたいのは、
『動けない』ではなくて『動かさない』と言うところ。
そもそもタマスとは、消極的を生むものです。
何が言いたいかと言うと、人生の災難はこの消極的です。
生活に自分で枠組みを作り、
その中で規律を自主的につくって守り、
リズムに乗ることが最初の課題になるのは、
消極性を奪回するためです。
『動けない』という理由は成り立ちません。
それは先天的なものと、
脳死の時だけとシンプルに考えてみます。
病気になったときほど、
病人の生活をするのではなく、
健康づくりの人となって、
自主的に生活のリズムを最初からやり直し、毎日実行します。
アーユルヴェティックライフは、
悪果を生んだ場合、生活そのものがデトックスの対象です。
生活リズムに乗っていたら健康に近づいて、
いつの間にか、病気が消えていったを狙う理論なのです♫
そこで邪魔をするのは、ご本人のタマスのみ。
ラジャスを味方にまず『やる象さん♡』になろう。
補足。
うつ病は、アーユルヴェーダではタマスの増大から、
カパの上昇とみます。
頑張り過ぎてうつになった場合は、ラジャスが行き過ぎて枯渇。
極限まで使って一気に落ちたと想像してみてください。
気分も精神も退行し、
幼児のように、誰かに庇護や擁護を必要とする心理になりますね。
本音アンケート結果でもそれが出ました。
ありのまま容認しましょう。それも経験。
今までの生活そのものをデトックスしていきましょう。
「しっかり休養」という意識はラジャスが入って復活の兆しです。
リズムを立て直す行動にそろそろ入ろうと腰を上げられたら、
新しいサイクルの幕開けです。
重たい気持ちが出て来たときは『おや、タマス!?』と笑って、
上手く付き合ってください。
笑顔は『ラジャス』が入ってくれて、あなたを支えてくれてます。
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