久しぶりの更新です。
コロナウィルスが話題になった2020年3月から早くも2年の月日が過ぎました。
過去の統計を改めて見直してみると、
月一サロンでアーユルヴェーダ発汗療法を受けていただいているクライアントさん方は、
全員陰性で過ごしています。
体温が一度上がるときにリンパ球が働きが活性化しますので、
皆様も除菌作用のためにも『全身をよく動く時間』を心がけてお過ごしください。
さてさて本題です。
コロナが世を騒がしたこの2年の間、
活動範囲が制約されて、
体重が増加してしまった人たちを心理分析してみると二手に分かれています。
ひとつは外向的なタイプ。
普段から外部状況に順応しやすいひとなため、
ご自身の考え方があるにもかかわらず、
自分をおざなりにしてしまうことでストレスが溜まっていました。
自分自身のエネルギーは使い果たしているにもかかわらず、
さらに追い打ちをかけて他人の分まで責任を果たそうと動くため、
最も手軽で簡単な『炭水化物だけ』になる食生活に至っていました。
外向的なひとは、
自分自身を中心に据え置くように意識します。
食は生きるための原点です。
ビタミン・ミネラルなどをかならず食事に戻すようにしましょう。
こうした生活に戻すことそのものが、
アイデンティティーの強化になります。
もうひとつは内向的なタイプ。
外部に敵愾心を常に持つため、
独占的や自己愛的傾向に至りやすく、
自分を中心に世の中が動いてくれない恐怖を感じてストレスが溜まっていました。
日常が思うようにいかない不満を、食べることで代償していました。
内向的なひとは『自我境界線』を意識するようにします。
ひとが独占的や自己愛的になるとき、自分と他人を分ける自我境界線が失われています。
自我中心的に運ばないストレスとは換言すると、
どんなときでも他人が常時介入してきて、
常時保護してくれる世界を必要としているという意味です。
アーユルヴェーダでは、執着気質の強い人は人生で損をするといってます。
それは、健康を損ないやすいという意味だと思います。
アーユルヴェーダでは、
不益な選択をしているのは脳であり、
変えられないと思うのも脳であると考えます。
なら私たち人間は、それを意識するほど脳に振り回されずに舵をとれますね。
ダイエットのチャンスは、常に私たちの考えの中にあります。
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