実体験を題材にお話しします。
私は誕生からカパがガッツリ優勢の体質です。
お饅頭にみたい。太ってた時期もあります。
その話をすると『嘘をつくなッ』という顔をクライアントさんがします。
ほんとなのです。
10代半ば、体重がやばくなって食事と運動管理を自主的に始めたのが、
そもそもこの道に入るきっかけです。
それが沖ヨガにつながり、かなりあとにアーユルヴェーダ。
双方出どころが一緒と知り、
アーユルヴェティックライフ・ディナチャリアと同じと理解しました。
(ヨガのほうは『精神修養(理知・脳に関すること)』がメインですよ)
意志をはっきり持つことで、目的に進みやすくなります。
健康な状態を手にしたいと、強く願うことではないかと思います。
欲は使いようです。
意志がないと、惰性になびき横道それますでしょ。
だから、まず心を整えることです。
始めた当時は、
朝早起きをして、自分で朝食と(学校に持って行く)お弁当をつくって、
ついでに使ってる部屋の片づけや掃除は一切合切自分でやる。
自分でやるから、親にはやらないでと宣言し、実行し続けました。
朝晩のストレッチと運動をかかさず盛り込んで、
この小さな積み重ねがどうなるのか!?楽しみにして取り組んでましたね♡
親とも距離が置けるようになりましたし、
その甲斐あって干渉もなくなり、お互いの精神安定になったかもしれません。
カパとヴァータが優勢の私は、
体質は太りやすく、
気質は不機嫌になりやすく、安定するちからがほとほと少なかったと思います。
小さな積み重ねは、
筋力アップと計画実行力を身に付けさせてくれたと思います。
地道にコツコツのおもしろさは、私の救いになりました。
これで足りなかったピッタが、やっと追いついてきてくれました。
形式的なものにハマるのが大嫌いなわたしは、けもの道を行くほうが性に合ってました。
見聞を追いかけるよりも、
食事の管理は食品成分表を片手に、自分で勉強し、調理して探求しましたし、
運動もまず試しては、結果から考察する繰り返しをしました。
時間はかかりますけど、
紆余曲折は因果関係を明らかにしてくれる機会になりましたし、
どれもわたしを鍛えてくれました。得るものが大きいと思ったのです。
失敗は大きな学びを教えてくれるだけ。
見つける歓びは、失敗があるからこそ。とすら思ってました。
体現したものは必ず体得につながります。
質を重んじて、日々探求するのは楽しかったです。
体現せず、頭で分かったようなものは残りませんね。
そうした生活がバランス感覚を育ててくれ、
自分に相応しい衣食住に到達させてくれました。
食事をするように、肉体も朝晩メンテ。
体得したものは消えません。心も同じです。
形式的を追従模倣するだけや、短期間で答えを出そうとしていたら、
到達は、逆に遠ざかっていただろうと思います。
体質的にも、気質的にもコントロールの難しかった自分に生まれたことが、
結局は、この仕事に繋げてくれました。
孫をもつ歳になった今のほうが、
若かった頃よりも体形は安定し、均整がとれてます。
暴食はする気にもなりませんし、
たまに食べてもむくまないし太りません。
冷え性も花粉症も改善してしまいました。
朝起きて、体が軽いのには驚きです。以前は、こんな感覚を知りませんでしたから。
日々持ち歩く身体は、
心がそもそも先導しています。
皆様にもぜひ知っていただきたいので、
気分の不安定をつくるものやコーチングについては、
「心のメモ帳」に臆せずご紹介してます。
どれも実践冥想行法が基盤になって学習してきたものです。
順風満帆な体質・気質であったなら、
おそらく気づかないでスルーしたことが、沢山あったのではないかと今では思います。
皆様にお伝えしたいことは、
弱点や欠点を切り離すことなく、
逆に直視して、それを自分の一部であるとドンッと尊び受容するほうが、
自尊感情の安定力が伸びますし、
成長の機会もぐんぐん増やせていけますよ(*^^)v
自然療法に基づいた生活は、
疫病が流行る今では、逆にそれが求められる時代です。
体質改善は夢の話ではありません。
毎日の生活に、手間をかけて体得させてあげてください。
あなた次第です。
今、不調に陥っている人や、
アイデンティティー形成に挑もうとする人は、
現状を嘆かず、健康づくりの楽しさを知る題材にすぎないと思ってください。
病人と認識し、病人として時間を生きるよりも、
その認識と距離を置き、
健康な生活をただ実施していたら自然治癒能力が増して、
気がついたら不調や病理が消えていた。を狙いましょう♪
今までは今まで。
でも今日からは違う。そんな意識をもって体質改善に挑んでください。
応援します(^^♪
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