アーユルヴェーダやヨガのある暮らし。
明るく楽しい暮らしの知恵のご紹介です。
今日はヨガのプラティヤハラのご紹介です。
五感コントロールとか、
感情コントロールとか訳されることが多いです。
日常生活において、
五官(インドリヤス・根)から入ってきた情報によって、
一番に影響を受ける場所ってどこでしょう?
こたえは感情です。
本能は受け取ったものに『快・不快・どちらでもない』という反応をします。
これ避けられません。
生まれてからこのセンサーはどんどん細やかになっていきます。
判断材料が増えていくからです。
なかには増えては困る反応まで覚えて増えていきます。
その人の記憶が心を乱す原因になっていきます。
自分の反応パターンで苦しむときは、
これを理解しておけば、
外側を動かして五感を鎮めようとするよりも、
自分で一旦停止させ反応パターンを方向転換できます。
これは本能を超越した行為です。
遣り甲斐ありますよ。
知性と理性さえ開発すれば越えていけます。
夢ではありませんという仕組み。
日常の例を挙げると、
思想が違うと子育ても違います。
親は、
『それはダメ』とすぐ怒ったり、
『こうしなさい』と命令して感情がより強く動く場をつくるよりも、
『それは誤解だよ』『こうするといいよ』と諭す言動が普通になります。
どう受け取ってしまったのか、
どう解釈したのか、
そっちを題材にしたほうが圧倒的に子どもの知性と理性が発達しますし、
自分の感情が変わるのがよくわかります。
実感に優るものはなし。
とてもためになる親子学習です。
集団心理の強い日本社会では、外の評価や承認に頼る傾向です。
自分の感情が他に与える影響を考えて行動を改めるよりも、
その前に、
自分の感情が自分に与える影響を考えて最優先で調教しましょう。
他者と独立した形で自分の感情を扱う方法を学ぶ時間を持ってみましょう。
自分の動物的本能に振り回されず方向転換できた経験は、
あなたに喜びと調教する楽しみを与えてくれるはずです。
変化を実感できるとやりたくなるのが不思議です。
小さなことをどんどん積み重ねて自信を持ち、
今以上に暮らしを大切にしていきましょう♪
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