大人哲学で一度横道それましたが、我心とヴァータについて戻ります。
やってはいけないとわかっているモノほど、やりたい。
それが我心です。
我心は『欲しい』の代名詞なので、
望まぬ結果や中心人物として扱ってくれないと、
ひたすら幼児退行が始まります。
ぐずり、逸脱症状などで代表で訴えることしばしば。
ヴァータが急上昇します。
ヴァータ性は神経過敏に反応しますので交感神経に直結。
その人の生理作用に速攻働きかけます。
不快感や体調不良が発生するのは必然です。
多くの人は年齢が上がってくると、
身体に起こっている不快症状を抑圧しようと隠します。
無かったことにしようと代償行為に及ぶのが人間の脳。
しばらくすると不快症状が薄れて一度収まったようにします。
ここで大丈夫だと思ってしまうのが人間。
しかし実情は種子から播種へ、拡大し顕現化する仕組みです。
つまり症状を自覚するよりはるか過去に種子として、
火種は巻かれていたことになります。
ヴァータ性がいっこうに鎮まらないときは、
根深い種子があることを意味します。
病気が改善しないのではなくて、改善させたくない。と、
我心が疼いていると考えてみてください。
すると、
伝え損ねた本当の気持ちや悲しみや要求などが浮上し、
痛いところに手が届く優しいケアがなされるものです。
病気は不調はメッセージ。
機縁を大事にしてみてください。
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