心の持ち方、心の扱い方が人生を変化させていきます。
知らないと損ですね。
こうした哲学的な教育・心育をしている家庭はごくわずかです。
幸福というと、
社会的な富、財力、名誉を手にすることをイメージするだろうと思います。
それはあくまでも人格の一面であって、
心理発達とはまったくの別物です。
例えていうなら、枝であって根幹ではないということを知らなかったのです。
根幹の育成に注意を払わなかったために、
多くの精神的疾患や心身症を発症する社会にまでなってしまいました。
今、少しずつ方向転換されているように思います。
これからは心育の大切さを意識して学習しましょう。
心育の楽しいところは、場所を選ばず、実践することで体得ができるところです。
『物事をどのように見て、意味づけるか』
意識一つで心の持ち方が変わってしまうところ。
病や不調に陥ってきたクライアントとたくさんお会いしてきましたが、
その方々は、
家庭内で一つの方向性を強制される人のほうが多く、
ご自身の世界を創っていく軸づくりではありませんでした。
しかし、大人になったら『自律』はご自身で選択できます。
心の持ち方が問題だったなら、
積極的に『心の扱い方』を学んで実践すればチャンスはいくらでも生まれます。
知識を得て、実行して体得を目指しましょう。
大人になっての学習のいいところは、
一つ一つを丁寧に落とし込みながら実践できるところではないでしょうか。
子どもの頃ではわからなかッたことを、
自分なりに理解しながら実行していけるところだと思います。
そのほうがより効果的です。
今回は『消極性の慢性化』を取り上げましょう。
消極性が慢性化するとまず後ろ向きです。心重たし。
『嫌な考え方』をすぐ構築していて、それに集中する癖になってます。
これに気づいて切り返しましょう。
朝起きたら、意識して一つ一つの動作を丁寧に行います。
意外にやってみると、
いままでは、すぐ意識が散漫になっていたのがわかります。
何かやりながら、別の何かを考えているってやつです。
トイレに排泄しながら、ため息つきながら嫌なことを考える。
顔洗いながら、まだ寝てたいと考える。
テレビ付けながら、別の用事を済ませる。
食事用意しながら今日の仕事の段取りを考える。
食事しながらテレビの内容に気を取られる。
消極性で気分は否定的な感情に染まっている。
重たい身体と気分のまま、あっ時間だから行かなくちゃとなる。
・・・・・エンドレス。
という具合。
意識と行動がバラバラで、
そうして充足感、満足感を逐一失っていて損してたんだなと気づくと思います。
実践して頂いたクライアントは、
家でも会社でも、いつも余計なことを考えていたと、
ご自身の心の持ち方にびっくりしてました。
積極的に意識を使って心身統一で向かうと、
疲れづらくなるだけでなく、
心理的ストレスが軽減するってところが素晴らしいと発見してました。
ものごとが良く味わえて、楽しい気持ち(肯定的な感情)を維持しやすい。
一日を終えるころには、今日を充実させられた達成感があって、
お疲れ様と労い、
明日のためにも質のいい睡眠をしたくなります。
本来は、幼児期から就学時までに、人が体得する必要がある内容です。
積極性は本能的に誰もが出来るものではありません。
大人になったら、
ものごとを理解しながら臨んでください。やりがいがグッと増えますよ。
ブログをお読みのあなたも『心の持ち方・心の扱い方』をぜひぜひ意識してください♡
応援してます。
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