
不調に陥る人が持っているものは、
『自己喪失』と『生きづらさ』の感覚です。
自己を通して、
喜びや楽しみを味わう経験が不足していたために、
『自己を尊ぶ感覚』と『自己で尊ぶ感覚』を身につけていませんでした。
それこそ乳児のときから、
その子の感覚を確認するようなしつけが必要なんですね。
お風呂に入るときは『どう温かい?熱くない?』、
ご飯のときは『ハンバーグ美味しいね?』『味濃くない?』、
お着替えのときは『気持ちいいね』、
お布団で就寝のときは『寒くない?』など、
都度話しかけては、状況と感覚と言葉を連結する教育が必要です。
子どもは自分を尊ばれる経験を通して、
愛されている感覚、相手を信頼すること、自分を表現することを身につけます。
逆に、
お風呂で熱くても知らんふりで『気をつけなさい』で終わり、
ご飯のときは『無言』『他人の悪口や愚痴の話』『宿題や勉強やったの』『早く食べて片づけるから』で、
『これ美味しいね』『あなたはどう?』などの互いを思いやる会話もなし。
洋服一つにしても『これ着なさい』『早くなりなさい』だったり、
好みの恰好は一切無効で批判では、
自己を尊ぶどころではなく、
忌み嫌うような感覚と周囲を『危険』とする感覚と、
自然と『憎しみと恨み』による優しくない感覚が身につきます。
人生の最初期の大事なときに、
与えられる環境と言葉がその人の人生を決めています。
大事な感覚が身につかないでいる苦しさや辛さは、想像を絶します。
だから、
今からでも遅いということはありません。
ぜひ、自分を大切にする経験を味わっていただきたいです。
まず『自己を尊ぶ感覚』を味わって、
それから自己で、いろいろな経験を味わう『自己で尊ぶ経験』をしてみてください。
スキンシップの感覚をマッサージや整体で味わってください。
『母なるもの』への希求は人間の根源ですからね。
楽しみましょう♪
あなたはこれからその自己で、自己の道を堂々と行けるはずです。
次回は26日です。
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