今時分から年末に向けては、
じっくり確実に積み重ねていったほうがいいですね。
急進的に物事をすすめるより、
着実をえらんでみてください。
迷いも体調不良も、自分を知るきっかけにすぎません。
体調不良の原因が『心因性』だと認知してから、初めて適切なケアが行えます。
『心因性』の場合でも、
幼少期から引きずった考え方や慢性的な行動によって不調になっているときは、
数か月通ったから大丈夫ということにはないですね。
そうあって欲しいと願っているのは、側にいて十分すぎるほど感じます。
でも、事実は違います。
インナーチャイルドを持っている人ほど、すぐ良くなることを願っていますが、
この考え方で、逆に足元を掬われてしまいます。気をつけてください。
大抵の場合、
一度目の来店で不調の原因を知るため、気が楽になって回復したように感じます。
オイルの効能も最初は手伝っていますので、
このまま上り調子で良くなることを期待します。
その期間をすぎると、
いつもの心理作用によって戻って、情緒不安の波がやってきます。
心の形は、オイルだけで良くなるわけではありません。
せっかく取り組み始めた生活習慣の改善も、
おおよそ3か月目ぐらいでリタイアする人が多いです。
想った通りに結果が出ないと、
原因を他に視て、やめてしまうのだろうと思います。
ご自身の『心の形』を熟知していかないと、
この先、この波が消えることはありません。
一方で、
年単位でサロンをご利用してくださった方は、
その『波』についてよく観察し、コーチングするので、
ご自身の成長とともにハンドリング術が確立します。
精神科に長くかかる人ほど、
その気分循環の形がよく分かるといいます。
最初の診療でわかった病名が、
数か月後には、
別の病名に改められるケースはけして珍しくありません。
それほどに、複雑な心理と精神状態は、
長期に観察しないと自覚まで至らないのです。
心因性から始まった不調は『寛解』のみが出口です。
症状を寛容に受け止め、よく理解して、乗りこなしてくことが鍵です。
迷路が長引く人は、
外に原因を見ていた目を、
長期に渡って内に向けたほうが、苦しい生活から離れていけるチャンスになります。
人は、無意識の中に潜ませた考え方に、知らずいつまでもしがみついているものです。
単調、安易に考えずに、長期ケアを念頭に置いて行動してください。
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