10日に火星が乙女座に移動します。
乙女座は、自然・ナチュラルにご縁があって、
細部に渡り物事を扱うのに長けていると言われています。
しかも、要らないものは『捨てる』という判断も上手。
手放せないと思っているものに対して決断しやすく、
ここは改めて生活に心を込めていくチャンスです。
今回の心の扱い方のご紹介は『楽しい』と『喜び』の違いです。
楽しいと喜びの使い方を知りましょう。
以前のブログで、
アーユルヴェーダのプルシャールタ(四つの柱)のなかに、
カーマ(喜びの学習)をご紹介しましたね。覚えてますか?
この世に生まれたら『喜びの学習』をしてねと教えています。
楽しいことが起きれば喜べるとあなたは思っていますか?
いえいえ違いますよ。
楽しいことが無ければ・・・と考えると、
心は荒み間違いにどんどん陥っていきます。
ぜひ、今日のブログを活用してください。
楽しいは一瞬のこと。かならず通り過ぎてしますもの。
そのため、楽しいを欲しがっていると心が荒んでしまうのです。
知っていましたか?
楽しいことに拘らずここで工夫を入れます。
ここにサットヴァ性が入り込むと一段上で物事を扱えるようになります。
「楽しい」は一瞬で過ぎてしまいますが、「喜び」は使い方次第で持続します。
ヒント、
思い出す。浸る。
食器を手にしたとします。
食器を手に入れた喜び、使う歓び、堪能する喜び、味わう喜び、工夫する喜び、
喜びは心の使い方次第でずっと持続するもの。
これらを総合すると『大切にする』『大切に思う』というのです。
知ってましたか?
楽しいはきっかけに過ぎません。
どんなときでも喜びを味わえる人が幸せな人。
幸せな人生を送れた人なのです。
アーユルヴェーダでは、
体も大切にしますが、
体のなかで起こっている心の動きも大切に扱います。
時間のなかに、体も心も伴わないことは一秒もないのですから。
わたしがサロンを通して皆様に伝えたいことです。
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