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  • Writer's picture湘南茅ケ崎 サロンハナミズキ

消極性は他人が入り込み過ぎた結果である



養生のアーユルヴェーダ術をご紹介しています。


じっくり『消極性』を理解していきましょう。



前回、母子一体化の経験をする私たち人間が、


活動範囲を広げようと自然に生まれる積極性に対して、


たくさんの規制をされると、


活動そのものを否定的なものと捉える感覚になりますとお伝えましたね。



消極性になった人のまわりには、


かならずといっていいほど、その人に介入してくる人がいるものです。



過干渉や過保護を受けています。



おそらく手を出す側は、良かれと思ってやっています。


心配や失敗などを予想して、


痛い思いをしないように防ごうとする目的なはずです。


がしかし、過剰な心配は、


人間の能力を妨げる一種の暴力なのなのです。



親側は、赤ちゃんのころ100%保護者(ヘルパー)ですが、


徐々に子どもの援助者(サポーター)に立場を変化させないといけないのです。


早くは、6か月以降、


抱っこばかりでなく、寝返りを自由にしたがったりしますし、


離乳食が進むと自分で食べ物を掴み、口に運ぼうともします。


物凄い細胞分裂を繰り返して成長してます。



親が肯定的な感情のままで子どもの前に居ることが最良の環境です。


ご存知でしたか?あなたはその経験者ですか?



子どもを信頼し、自分で決めさせてやらせること。


その行為を温かく見守ること。


断念しようとするときは、少し戻って自信をつけてあげること。


応援されるなかで、


子どもが自分で考え、また決め直して完遂しようとするように関わっていけないといけません。



養育者は、非常に高度な頭の使い方と忍耐が必要になる行為なのですね。


ハッキリ言ってしまうと、ダメな所を見つけて叱るほうが簡単なのです。



大人になって消極性に気がつかれたら、


介入され過ぎたことを意識するのはたいへん助けになります。


そして、自分の力で自分の心の世界観を改革し直すほうが安楽への近道です。



80代に入ってそのことに気がつかれた人も、同じコーチングを受けています。


いくつになっても自分の成長を夢見るのは遣り甲斐・生き甲斐につながります。




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