サロンでは、
『しっかり休むから動ける』の定義をお客様に推奨してます。
今日はそのお話です!
自然体になることが分からなくなるほど、
人が自己の証明に執着することがあります。
だから『お休みをとらない』選択をします。
人間は、
周囲を危険なものと感知してるとき、
『優しい気持ち』が姿を消します。
いわゆる優しくない気持ちの状態です。
自分を守ってくれる『母なるもの』の感覚が姿を消すと、
人は常に『攻撃』『防御』のどちらかか、もしくは二つを持ちます。
『執着』『固着』に形をかえます。
この時身体は著しく緊張状態に陥っていて、
肝臓では貯蔵していた血液を一気に全身に送り込みます。
いわば戦闘態勢ね。
体温が上昇して興奮し、
血液は脳に向かっていって、次の一手のために手を尽くそうとします。
怒っている人が顔が赤くなるのは、そのため。
気をつけてほしいのは、生真面目に映る人。
生真面目な人も『怒り・憎しみ・恨み』を持ってます。
それを外に出さないようにするため、また生真面目に律します。
周りに自己を知らしめようと執着するほど厳しくなり、
頑張ってまで証明しようと行動します。
このときもう自然体ではありません。
頭痛、肩こり、首こり、難聴、食いしばり、腕のしびれは、
内面でイライラしていたり、上手く事が進まないことで焦っていたりするからです。
膝が痛くなるのは、動き過ぎだからです。
生真面目な人ほど、緩い人や決まりを守らない人を見ては怒りを覚えます。
許せません。
心がドンドン淀んで苛立ちだけが強調されます。
優しさ消えてます。
この状態で人に真に優しくするなどできません。
自分のことだけで手いっぱいだもの。
内臓機能は弱まり、
よごれた大量の血液を解毒するのにも時間がかかるため、
淀んだ血液が身体中をめぐる現象が起きます。
赤ら顔、赤黒さ、褐色、シミそばかすが強まります。
ここで、たばこやアルコールを摂取するようなら、
膵臓と脾臓と肝臓はさらにグロッキーです。
女性の場合は、
月経過多、激しい腹痛、腰部周辺の鈍い痛み、
便意のときの辛さなどが襲ってくるようにもなります。
果てに、子宮内膜症や子宮筋腫などへと進行しかねない。
ガンガン悪現象が広がります。
あなたは何を証明したいのですか?
周囲に何を分かって欲しくて頑張っているのですか?
必要とされたいと必死になっていませんか?
怒りにすり替えられた『悲しみ』に目を向けてみると、
トンネルの出口が見つかるかもしれません。
涙とともに体内の熱が下がって、
あなた本来の優しさと愛らしさが戻ってくるのではないでしょうか。
アーユルヴェーダでは、
この現象は『ピッタ・熱性』です。
スーパーピッタほど執着心が強く、ストレスに弱い性質です。
該当するあなたは、
早速冷却しにマッサージに行きましょう!
整体もいいわね。
やんわりほんわかしたスチームに包まれて、
甘えん坊で軟な自分を思い出して緩みましょう。
しっかり休むから動ける。
まず自分が幸せでないとね。
幸せの笑顔が、周りの人を幸せにするのだから。
手にしたエネルギーは以前よりも、
使うべき場所にしっかり使えるようになります。
お休みは、冴えたあなたに変容させます♪
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