人は生活でつくられる。
賢人の言葉。
生活って、
いつも目の前にあって毎日関わっているのですから、
ある意味、手軽に誰でもできることだと言えますね。
自分らしさがわからないときは難しく考えず、
『よくないことをしない』という意識も生活すれば、
実は、それも立派な『自分らしい生活 = 道』が出来ていきます。
無理のない自己鍛錬法(行為の洗い方)を活用しませんか?
自己改革、自己研鑚、自己鍛錬という言葉を聞くと、
非常に厳しく、
とても難しいことに違いないと思いやすいのですが、
大きな誤解をしています。
本来の意味は、
わたしたちが生活で行っている行為を、
ただ題材にすることなのです。
ハードルをけして高くしないことが大前提。
自己鍛錬とは、正義のためや社会のためではなく、
自分自身が苦しまなくて済むようにするためのものです。
周りの人に、
すごいねと言ってもらえるように良いことをしよう!などと、
意気込んで行うと、
逆に、苦しみに陥っていきます。
学習・修習するための賢い知恵をご紹介します。
掴みやすいように例え話を持ち出しますね。
・黒(よくないこと)
・白(よいこと)
とします。
白が知りたい、白になりたいと懇願し、
白に関する情報をたくさん集めて学習しても、
「わたしは白そのものになった、黒はない」と思うような、
慢心をつくりかねないからです。
慢心は、
窮地や危機に直面したとき、
なぜ、自分の心が黒い感情になるのか、
事実そのものを受け入れられず、
強い否認を起こします。
それよりも、
黒って何?
どうして黒になるの? 黒をしたがるの?
という学習を行うことで、
黒に手を出しても、
心にいいことはないと理解することで、
白を心から好むという学び方のほうが無理がありません。
また、
黒に直面しても慌てることはありません。
体験こそ、本当の学習ですから。
このように、
心育を念頭に置いて学習する思想や文化を、
これからの生活に活用してみませんか?
朝活、
食事作り、
掃除や片づけなど、
生活が粗雑や粗悪になると、
自分自身が病気になるだけだと学ぶのが基本です。
自主性が育ち、自主管理が面白くなりますよ。
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