子どもでも大人でも、
毎日の生活で気にかけていただきたい土台作りがあります。
それが『自覚』と『自尊心づくり』です。
自分が何をやっているのか気づいていること。
子どものうちは、親が鏡の役割をしてあげます。
子どもに問い返してあげることで、
自分が何をやっているのか見つめ直す時間を得ます。
その場面で、親子一緒にやっていただいのが『自尊心づくり』です。
回りくどい説明になりますが、
ちょっと興味を持ってください。
苦しみを生むような心の使い方に共通するのが、
・自尊心の欠如
・自己愛の欠如
・自己肯定感の低さ
です。
これは、完璧主義で自信がない人のほうが陥ってしまう心の使い方です。
この状況は、
『出来ているのが尊い そうでない場合は尊くない』という意味付けから
このような心の使い方になります。とても苦しいもの。
このようにならないために、
親子そろって一緒に『自覚』と『自尊心づくり』に勤しんでいただきたい。
この世に生まれたわたしたちは、
どうあっても間違いを犯してしまうイキモノから始まってます。
人の本質です。
どんな状況であっても、
わたしたちは不完全なイキモノ。それでも尊いと教えないといけません。
間違いをすぐさま忌み嫌うような教え方よりも、
間違いを受け止めて是正するチャンスをもらっているだけと考えてあげるほうが、
心の無理や負担がありません。
この考え方を親子一緒に行うことで、
親御さん自身のプレッシャーも軽減するはずです。
まずは親のほうが、
今までとは違う文化を取り入れる訓練と、平然と受け止める訓練が必要です。
過去の時代は、
間違えたら『恥』『隠すべき』という教育傾向です。
これからは、
間違いを見つけたのに是正しないですぐ隠してしまい、なかったことにするほうが恥』と、
意味づけしたほうが本来の道理に反しません。
親子そろって、
恥ずかしがらずにまっすぐ取り組めるときは、
『自覚』と『自尊心づくり』があると考えるといいですよ。
家庭の中が、明るく照らされるような生活に役立ててください。
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