メンタルヘルスも、
アーユヴェティックライフも、
『生活態度を変えていく』が基本です。
本質的な人間性の土台を改めてつくるために行われます。
その人が人生の方向転換を考えるとき、
『今までの価値観・考え方・目標設定』が通用しないので、
改変する必要が出てきたわけです。
『今までの価値観・考え方・目標設定』では幸福に至らないから、
困っているのですから。
いいかえると、
見本や手本にした『もの』を再調査する必要が出てきたのです。
今までの価値観も一度は見本や手本があったのです。
ではそれがいったいどこで作られたのかを考えると、
行きつくのはかならず養育者なのです。
最も身近な人との交流のなかで日々積み重ねられていて、
それが、人間性の土台になっているところに行きつきます。
最も身近で、
かつ長期的に育まれたものがかならず土台にあって、
それらに付属的に色んな価値観がくっついて膨れ上がります。
それらが私たちの心の奥底に固定観念として存在し、
人生を操っています。
だから、
根本的な見直しをするとなると『生活態度を変える』ことが最も確実で、
しかも、スムーズに変革する道なのです。
今まで見本や手本にしたものと距離をとり、
自らの力で人間性の基礎作りに努めていきます。
これを『心の出家』といいます。
たとえ家族と一緒に暮らしていても心の出家はできます。
十代からでも行えます。
ある意味、反抗期も心の出家です。
心を本質的な部分で改革していこうとするなら、
慣れ親しんだ親からさえも離れていきますでしょ。
慣れ親しんだものを捨てないで、
しがみついていても、なにも変わりません。
どれなら捨てられるのか。
そう考えるとよいと思います。
それだけで時間配分だって変わります。
あまりにも変えるとそれもストレスになります。
極端に走らず、
徐々にパーセンテージを上げていくように考えるのがよいかと思います。
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