感情の処理の仕方がうまく身についていない人が患ってしまう疾病に、
婦人科系の不調があります。
月経は、
視床下部の下垂体ホルモンと、
卵巣ホルモンのフィードバックで行われます。
下垂体ホルモンは、
大脳辺縁系(感情脳が代名詞)の影響を受けます。
感情は『わたし』そのものを理解するためにありますが、
それを抑え込む力を働かせてばかりいると病気の原因になります。
出ようとするものを抑え込むのですから闘争と変わりありません。
さらに感情の揺らぎが生じた状況を、
いち早く収めようとする手段にも出ていきます。
形はどうあれ、ここに大きな戦いの場が存在します。
内膜症、筋腫を繰り返し患う人は、
メンタルデトックスを優先に行って、
闘争と増血の事情を軽減する対策が必要です。
サロンでは、感情や気持ちを外に出すトレーニングをお勧めします。
たとえば、
目の前に書物が放り投げられたような場面に遭遇しました。
びっくりしたあなたは憤慨し、
途端に『ちょっと何それ、やめてよッ』と要求に走ります。
最もらしい手段ですが、これ癖です。
一目散に要求を出すより、
『びっくりした驚いたよ。怖かった。とっても哀しい気持ちになったよ』と、
『わたしは』から始まる会話を持ち出す場面を取り入れると、
ときには、
『ごめん、靴脱ぐのが面倒で書物を放っちゃった!』と返答があったりします。
気持ちを開示する手間を惜しまないことで、
お互いがお互いの状況を把握し直す機会になります。
『出来た状態』に拘る考えを離れ、
ちょっとした工夫を取り入れることで、
お互いに開かれ、
豊かな世界に生きることが適います。
さて、あなたはどっちがいいですか?
ちなみに、
人に気持ちを言えるようになったら、
同時に、
人の気持ちを平気で受け止められると思う人がいますが、
これは錯覚です。
①気持ちや思いを外に出すトレーニングと、
②人の気持ちを動揺なく受け止めるトレーニングは、
別物です。
今回は婦人科系の疾病を例に取り上げましたが、
この原理は生活の至る所で活用できます♪
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