精神年齢は行動で顕現化しています 隠せません
心が不安定な場合は 対人関係が不安定になります 必然です
人格の形成に重要な乳幼児期に他者の承認・好意・保護がないと
安定した精神状態を維持することが出来ません
「自分を支えてくれる安定した他者の存在（対象恒常性）」が形成されていないのです
結果常時見捨てられ不安の心理が発生しています
この対象恒常性が形成されていないと
いつも自分に承認・好意・肯定を与えてくれないと落ち着かなくなるのです
極端に言えば24時間に渡って
「自分のことを大切に思っていてくれているか
絶体何があっても見捨てない味方でいてくれるか
辛い時はいつでも駆けつけて傍にいてくれるか」
同一視による癒着と依存症がパートナー達を襲います
他者との距離感を身近に感じていないと不安なので
仕事中にも関わらず気がかりになりメールをしたり
短時間に返信が来ないと攻撃的になったり
「冷たい・傷つく」と非難が始まります
対象恒常性を再構築するためには
身近な友人関係を通して自分の存在の肯定をしたり
自分の感情に振り回されない経験を重ねていくことで
安定して自分を信頼する能力を保持していけるようにします
見捨てられる不安に襲われることなく他者を信頼し
ゆっくり長期にわたって信頼関係の一貫性・連続性を形成していきます
不安より信頼を選択して人生を前向きに心強く生きて
精神年齢を高めていきましょう
まずは土台が無ければ何も始まらないのです
写真 Gatanass