本日から持っていても損しかない怒りの感情から起こす「意地の悪さ」について
数回に渡ってご紹介していきます
意地悪は人にしてもされても幸せにはなれないものです
この意地悪な行為達は意識的にも無意識的にも働きます
無意識的(癖)の場合は深刻な問題です
そもそも意地悪はなぜ起きるのか?
意地悪の心理には必ずと言っていいほど「怒りの感情」が伴う経験が過去にあるのです
それを思い起こしてやってしまうのです
ではまず怒りを理解しましょう
仏陀の教えであるスリランカ原始仏教の経典でご説明します
怒りには種類があるとお釈迦様はとても詳しく解説しています
基本的な怒り=「嫌な気持ち」から始まり 形や表現を変えた9種類とあわせて10種類あります
激怒、怨み、欠点探し(軽視)、意地の張り合い、嫉妬、物惜しみ(独占)、反抗心、後悔、破壊的激怒
これらが誰の心の中にも育ちうると説明しています
心の清浄を日々心がけることが大切だと言うのも理解できます
何千年も前の教えは現在の心理学の原点のようなものです
自我を守りたい一心で利己主義が生まれ意地悪をしてしまうのですね
明日はまず自己嫌悪感からの試し行為についてです
写真 RobBixbyPhotography