top of page
Search
  • Writer's picture湘南茅ケ崎 サロンハナミズキ

言葉を変える


ヨガの実践において最初に習う道徳律があります

その中に「タパス」という言葉があります

苦行や自己鍛錬などと訳されています

自分の身心を清浄し改めるために実践していくことです

この実践していく中で言葉の使い方を誤ると

捉え方の誤りにつながり磨かれていくことはないと気づきます

自分の成長を止めてしまったり 狂信に至ってしまったりと

修練の目的から自らの放った言葉でかけ離れてしまわないように

気を付ける訓練をして「正語」の習慣を身につけます

「できない」のでしょうか?

「やっていない」だけではないですか?

「やり続けるから出来るようになる」のではないのでしょうか

使う言葉で心の迷子も抜け出せます

ヨガにはそんな心の使い方を学ぶ楽しさがあります

「これは難しい」と使いませんか?

「(あくまでも)私がこれを難しいと感じて躊躇している」の表現間違いをしていませんか?

前者は自分はOKで先方がNO

後者は自分はNOで先方はOK

人間は弱さゆえに自分を欺く言葉を使っているんです

自分が受け入れがたいものと感じると身を守るために

無意識に相手のせいにする言葉を使っているんです

自分の力や味方になる人や物を自分で遠ざけてしまうのです

自分の欠点や弱さを認められないから大事な物や人を失っているんですね

使っている言葉を良く見直して変えてみると

今まで見えなかった物事がクリアになります

ヨガの基本は物事の問題は自分以外の外側にはなく

外界に反応する自己制御能力が問題であると考えていることです

bottom of page