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  • Writer's picture湘南茅ケ崎 サロンハナミズキ

反動からの理想像


受け入れがたい衝動や欲求が抑圧されて正反対の行動が現れることを

反動形成と言います

以前ブログで意地悪の心理についてご説明した時にも出てきました

耐え難い苦痛から相手を憎んだり恨んでしまったり

許せなかったりする状態になってしまったら

そんな自分であり続けることは嫌ですね 嫌悪感が出てきます

ではどのようにして回避するのか?

正反対の価値観を持ち出してくるのです ここで高い理想像が出現します

ストレスがかかった際に人間がしてしまう防衛機制です

ところが苦痛となるものの根本的な原因の究明には至っていません

現実を歪めて抑圧し一時的に安心する行為なのです

痛い感情を無理やり切り離し(分離)行動に至ります

努力し挑んではみたものの長続きしないことがあり

その行動は見た目が過剰でわざとらしいのです

例えばさっきまで気に入らないと心でも態度でも示していながら

本人を見たら途端にごますりしたり優しいイイ人ぶるのは

感情の分離と反動形成パターンがワンセットで使われています

その場しのぎの高い理想を掲げて挑むの繰り返しになっていきます

これでは情緒不安定になるだけです

自我が分裂した状態に感じられます

これでは自分軸は作られません

まず自分を見つめて真相に向き合うことから始めましょう

自我がどんなストレスにさらされてなぜ反動形成をせざるを得なかったのか

じっくり真相の解明に取り組んでみるとよいですね

写真 Crycks

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