アーユルヴェーダでの病因要素の王様はヴァータ(空・風)です
「心をつかむことは風をつかむことに似ていて難しい」
という言葉を聞いたことがあります
言い伝えにはたくさんの深い意味が隠されていますね
邪な思考(風)が心(空)を曇らせ情熱(火)が消え失せ
悲しみの雨(水)が降る状態で生きる(土)ことになります
一方、最善の思考(風)により澄みきった心(空)をもってして
実直な行動(火)をするから喜びの感情(水)が潤う人生(土)となります
どちらを選ぶかが人生で問われ続けています
アーユルヴェーダはまさに「生命の科学」ですね
余談ですがその時代に修行を積んで心とつながる過程を
凝縮、要約し書物として残されたものがパタンジャリの「ヨガ・スートラ」です
だからヨガは「心のコントロール」です
写真 Stefano Montagner-The life around me