どちらの立場を普段好んでいるでしょうか?
昨日図星なほど怒ることについて扱いました
我欲が少ないと怒らないです
人は何かをきっかけにして怒っているものです
欲を叶えられていない時生きものは恐怖を感じて怒りの感情を出します
そもそも我欲の少ない状態とは
「必要のないものまで欲しがらない」
「与えられもしないものまで貪らない」
「身の丈をわきまえる」
分別のつく大人の心の状態のことです
さらに愛する与える側に立つことに抵抗はあまりありません
ところが大人でも子どもでも強欲な状態は満たされていないので
愛される与えられる側に立つことを心の奥深くで無意識に強く望んでいます
与えることは損 与えられることは得の観念で物事を見ているのです
損をしている感覚があるので怒りやすいのですね
たとえ与える側の立場になっても多くの見返りがないと怒り出します
愛を与えることはそもそも損ではないことを知らなさすぎます
分かち差し上げる喜びは減るどころか増えるからです
そこには誰かのお役に立てる真意の喜びがあるのです
それがわかりずらい人は
誰かを思いやり何かをさせていただく下座の心をご存知ですか?
これが無いと傲慢な心の在り方で生きているので
素晴らしい自分は「もらって当然」の観念が心の奥深くにふつふつ湧いているんです
根本から学びなおすと心の平穏というギフトが手に入ります
写真 mripp