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  • Writer's picture湘南茅ケ崎 サロンハナミズキ

見捨てられ不安が落とす影


人格を形成していくには

それぞれの年代における課題をクリアしていき

健全な方向に伸ばすことが重要とされています

情緒不安定は不健全な方向に伸びてしまったのです

発達心理学からのお話です

乳児期では愛着の形成により基本的信頼感や安心感を育てます

赤ちゃんは泣くことで自分の位置(定位と発信)を知らせて

抱き上げてもらうことで安心しますね

結果母親に愛着を持ち養育者を通して安心感を覚えます

ついでにほかの人に対する恐怖「人見知り」も覚えます

さらに幼児期になると母親と離れて一人になる時間を持つ訓練をしていきます

いつまでも一心同体ではすみません

ここで不健全な方向に向かってしまう問題が時に発生します

子どもの恐怖感が理解されず慢性的に恐怖にさらされる経験を重ねていくと

「置き去り不安」「見捨てられ不安」の感覚が人格に根付くのです

一番安心させてくれるはずの存在が敵に感じるのです

人間不信になる原因の一つです

ここで情緒不安定になっていきます

「愛して欲しいのに愛されてない感覚」

「守ってほしいのに守ってもらえていない感覚」です

さらに児童期になると養育者との間で過干渉、厳しいしつけ、過保護等で

言葉にできない感情の抑圧まで加わると大人になるまで引きずります

今自分が理由もわからない不安を感じるなら

誰かから分離し見捨てられている恐怖感を無意識に働かせていて

苦しくなっているかもしれません

時としてパートナーに八つ当たりが起きたりもします

愛されたい願望が乳幼児期からの引きずった感情であることを

以外にも大人になればなるほど認めにくくなるのですね

自分を理解することは愛することに繋がります

もう一度自分が自分に優しい言葉をかけて

愛を感じて情緒を安定させる力を持ってみてください

写真 StephaniePetraPhoto

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