子育ての中で良く子どもの性格がわからなくなって
苦悩している親御さんを見受けます
育てやすい子と育てにくい子と言われる差はなんでしょうか?
子どもの人格を受け入れがたい養育者側の心の度量が問題になります
子どもと言えど一人の尊重すべき人格です
親という役割の責任感が重くのしかかって
無意識的に子どもとの距離が近すぎ同一視と癒着を
不安ゆえにやってしまっていることがほとんどです
子離れできないのも同一視と癒着性の問題です
不安と不満を多くに抱えていると
子どもの個性全体を受け入れてあげることよりも
子どもの良い一面だけを受け入れ残りの都合の悪い部分を認めがたく
厳しいしつけをしてしまっています
自分と同じ価値観だと安心していられる親御さんの都合勝手な欲情なのです
これでは愛情ではなくて子どもに自分を満たしてもらって安心しようとしている状態なのです
子どものための親が親のための子どもの関係にすり替わっています
愛は一面ではなくて全体を受容することです
不得意や不徳は人間ならあって当然なんです
それらにも成長を促すために時間と見守りを注いであげることが愛情なんです
これは自己肯定感が得られずに大人になった方にもほとんど当てはまります
自分の良し悪し全体を受容していますか?
似ているようで似ていない
同じようでやっぱり違う価値観をお互い認め合うことは
人数分だけ知恵が生まれるということです
個性を慈しむ見方をして味方にお互い慣れるような関係を目指しましょう
写真 ddogoverrr