大嫌いな人がいますか?
でもその人のことを好きだという人もいますよ
嫌と感じるのは自分を中心にした主観の判断です
本当に決めつけてよいのでしょうか?
シャドウの分析は人と歩み寄るきっかけを与えてくれます
なぜなら嫌いな人は必ずと言っていいほど
自分の中の受け入れがたい嫌いな部分と同じだからです
威圧的な人が嫌い → 自分も嫌いな人には威圧的
人の顔色をうかがう人が苦手 → 自分も自意識過剰
怒る人が嫌い → 自分自身も感情コントロールが苦手
挑発的な人が嫌い → 自分も負けず嫌い(勝ちたい願望)
などなど鏡なんですね
自我を統合するためには心の陰(シャドウ)を匂わせる
嫌いな人は貴重な存在なのです
切り離して巧妙に隠していたり
素知らぬふりして無自覚だったりしていると
そっと傍に現れて気づきなさいと教えてくれているのです
厳しさの中にある柔らかな価値あるもの
「成長のときの知らせ」
これを見つけられることが成熟した大人の嗜みです
自問自答して気づいて許すこと
自分を成熟することに力を注ぐこと
嫌悪せずその人を受容できるようになっていたら
一歩前進していますよ