真逆に覚えてしまうことをヨガでは「無知」と言います
心の乱れの原因は無知に根差すと言うのです
ではその無知から何が生まれるのでしょうか?
答えは「煩悩」です
無知とは
純粋ではないものを純粋だと思い込み
崇高ではないものを崇高だと思い込み
つまり自分が常識だと思っていたものが問題だと言うのです
無知ゆえにそれが欲しいと「我欲」が生まれる
我欲が生まれ満たされなければ「憎悪」が生まれる
憎悪を消し去るためにより叶えようとするあまり「執着」が生まれる
その執着は正しいとより一層の「自分の性分」へ固執すると言うのです
これが煩悩の仕組みです
生きづらさの原因は自分のパターンへの固執です
自分のパターンは問題ではなく他者が問題であると思い込むから
ずっと煩い悩むというのです
こだわりを捨ててラクになる道が残っています
自分が正しいと思い込みすぎると躓き続けると言うことですね
写真 DyosDL