パーソナリティにおける問題は
最初は誰だって小さなものから始まっています
代表的なものとして自己愛性人格障害や境界性人格障害も
他者を巻き込まずには解消できない心の状態です
依存性が過度に強いのが特徴です
他者と自分の区別がつかなくなるほどの厄介な行動に
投影性同一視と言うものがあります
自分の中に抑圧した「醜い部分」を他人の中にみるとき
人は強い恐怖感覚と憎悪を感じるものなのですね
臆病な人は臆病な人が許せない
人を利用することしか考えない人は人を利用している人を許せない
自己中心的な人は自己中心的な人が許せない
しがみつきたくて仕方がない人はしがみつく人が許せない、、、などなど
認めがたい不都合な自分を他人の中に投げ入れて
攻撃し解消していこうとする厄介な行動です
自分のことを棚に上げて他人を非難することで
自分の問題に直面しないように操作しているのです
攻撃している間は自分自身は問題のない善人です
これは自分で自分の気持ちをひとりで解消できないために
誰かを巻き込んで解消すると言う行為なんです
それほどに心がもろく弱いため自分を支えきれないのです
しかも無自覚です、、、
幾つになっても責任がとれない
いえ とりたくない
大人になれない
いえ なりたくない思考パターンなのです
どれだけ嘆いても拝んでも歳はとっていくもので
だれも精神年齢の肩代わりはしてはくれないのです
大切なのは気づくこと
生き方が問題なんだと目を向けてもいいんです