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Writer's picture湘南茅ケ崎 サロンハナミズキ

苦しい闇の訴え


不完全な自分自身を受け止める力がないということは

情緒不安定からずっと逃れられないということです

だから逃れたくて他者を必要とし犠牲にする行為にもかかわらず

無意識に投影性同一視による行動をやってしまうのです

因果関係はどんなものなのでしょうか

まず一つには発達段階で母子一体化から分離し個体化に失敗しているために恐怖が強く根付きます

自分と他人を区別する境界があいまいなため見捨てられ不安感が強烈なのです

そして重視すべき点は自分を抑圧せざるを得ない養育環境に長く居ると

自分の中で湧き起こる感情や欲へのコントロールが未熟になり

ひとたび暴走すると食い止められない状態になってしまうことです

不快感情がわきおこることは身の危険が迫っているぐらいの感覚なのです

穏やかな環境に誰よりも恋しさを感じています

対人関係が上手く築けない不安と不満を募らせているのです

ゆえにちょこっとでもしがみつけそうな感覚を相手に見ると

内に秘めたる暴走が止まらなくなってやりすぎる結果になるのです

ひとたび不信感を相手の行動に見つけるようなものなら

不安で不安で、、、

それが不満で不満で、、、

許せなくなるのですね

「想起させた自分」では責任がとれないので

「(とりあえず)相手」にしてしまえば良いとなるのです

これも瞬時の無自覚です

暗闇に居る自分を幼いやり方で訴えているのです

ガラスを通り越してシャボン玉のような心の人なのです

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