
妄想は自分を守ってくれる世界です
人はその妄想で情緒のバランスをとっていられます
自分を守る世界が崩されそうになったとき激しい攻撃性をみせます
攻撃性の外側とは裏腹に内側はとてもデリケートです
攻撃性は肥大させた自己や思想を防衛してのことです
そのため人間関係がどうしても支配的になります
自分に対して批判的な行動をとっていると少しでも思うと
急に攻撃的で好戦的な態度に変わってしまいます
ですがこれは怒りの感情や不安感を抱え込めずに他者へ投影しての行為です
他者を必要とする欲求とその思いを持っては辛い思いをするとの不安感から
大葛藤が起きていての表現なんですね
思い込みに気づいていくことがもっとも重要なのですね
因果関係を受け入れ経験を統合することで前進します
人生って不思議なほど見放さないのです
ちゃんとわかるときが来ればわかるような経験をプレゼントしてくれます
自分が見たくないものや見せたくないものを
いとも簡単に見破る人に出会うように人生って仕組まれているんですよね
孤独な妄想の世界を味わうことよりも
他者と思いやりや信頼で支え合う世界を味わいたくなる時が来るんです
時間と愛だけが妄想の世界を溶かすお薬な気がします