幼いころを思い出してみてください
愛されたときや喜んでもらったときはどんな時だったでしょうか?
家のお手伝いをしたとき
成績が良かったとき
聞き分けが良いとき
親の虚栄心が満たされているとき
いつも褒めてもらって可愛がられているときは
条件がついていませんでしたか?
良い面だけを親御さんに見せたときや
役に立っている時だけ喜んでもらっていた経験ばかりだと
ありのままの自分自身を出せなくなっています
だんだんと自分の良い面と悪い面との両面を受容できなくなっていき
自分を分裂した状態で認識していきます
ありのままの自分が受容されていないことが
より一層の悲しみを生み過剰に親子癒着関係を強化していきます
ちゃんと私を・僕をまるごと愛して欲しいと
心の奥深くで叫んでいるのです
それに気づいて解消していきましょう
もう過去の自分で在る必要はありません
複雑な環境から本当の自分を抑圧していたことに気づいて刷新しましょう
どこかで気づいて自立していかなければ不協和音は一生ついてまわります
悲しみの自分を丸ごと受け止める強く優しい母性性をつくりましょう
自分の受容力が大きくなればもうひとつ良いことがあります
それは他人の要望と自分の要望に境界を引くことが容易になります
親子であってもとても大切なことです