モラハラの被害にあった方は大抵ダブルバインド(二十拘束)をされています
加害者が親からのしつけの段階で脳裏に植え付けてきてしまった
対人関係のパターンです
たとえば
①謝罪すると「謝ればいいってものではない」と言われ
良く考えていると「謝る気もない」と勝手に決めつけ怒られる
②「やってください」と言っておきながら
「勝手にやらないでください」と怒られるなど
どっちを選んでも必ず怒られる状況です
ダブルバインドはドンドン生気を失い抵抗する気もなくなる心理に人を追い込んでいきます
さらに精神的暴力を正当化するために
貴方が問題だから仕方なく言っているのだとまで思い込まされていることもあります
抵抗できないようにコントロールされているのです
幼少期から背負わされた複雑な被害者心理が
賞賛と支配が何よりも安全なんだと思い込ませているのです
ゆえに自分が優位に立つまで暴力が止まらないのです
偏愛と溺愛に繋がったままなのです
時折加害者の中には社会生活技術面では立派な自分を演じる一方で
自宅では弱者を否定的に傷つけることで日中のストレスを発散していたりします
家と外では別人であることもあります
健全な心理的自立をすでに逃避しています
人格が変容していく見込みは少ないです
しっかりと事実を見ることです
事実関係を受容し相応しくない恋愛関係には終止符を打つことです
無念の思いがあるときは専門家の力を借りることをおすすめします