子どもの頃に大きな心の傷を負い
もう二度とあんな思いはしたくないと強く思った経験が
思いもよらない人格形成に向かってしまうことがあります
トラウマティックエピソードをお持ちの方の行動はとても特徴的です
傷ついた本人をオブラートに包んで重たい扉の中に隠して閉じ込めてしまいます
そして本人に変わって社会生活技術面用の人格を創り上げます
対人関係では後者の社会生活技術面用の人格が活躍します
喧嘩もします 競争もします
従順にもなります 思いやりもあります
色々な場面に適応できる人格です
でも本当の自分は、、、扉の中です
この二重構造に気づいているようで気づいていないのです
根深いこころの傷跡は人格の統合を阻んでいきます
だから大人になってもパートナーに依存してしまうのです
癒着してしまうのです
思い通りになってほしいのです
なぜなら主人格は子どものままだからです