一年があっと言う間に過ぎています
各ヨガ教室で今年初めに掲げた「自然体で悠然と立つ」も後半に突入しています
ここでヨガの生徒さんに伝えた私なりの言葉でヨガ道をご紹介します
人間の心はビーカーの中で泥水が物凄い勢いで撹拌されているようなものです
ヨガの修行をすることで撹拌されている状態がが少しずつ緩やかになっていきます
瞑想や集中力からいつしかビーカーの中で水と泥に分かれていきます
自分で沈殿した泥を太陽のもとに引き上げてさらします
この淀みが原因で色々な苦い経験や痛みが生じていたことに気づけるのです
心からの懺悔と気づきへの感謝が生まれます
因果律 カルマ(業)の昇華です
人間の愚かさ(無智)を知り 煩悩を突破していきます
いつしか修行が楽しくなっていきます
すると無欲の先にビーカーの水の中に美しい水晶玉があることに気づくのです
その存在こそが修行の恩恵です
真の意です
こころは水晶玉の美しさを反映し生き続けることに生きがいを感じます
甘美の経験です
二つとこの世に同じものはないビーカーが朽ちて壊れる死を迎える日まで続きます
その時が真の悟りです
命の喜ぶ生き方とは何か
喧騒の社会の中でどれほどに自分に挑めるかがカギです
一般的と呼ばれる社会観念が100%豊かになるとは言い切れません
個人の欲望と感情に振り回されない豊かな生活は育てないと手に入りません
無形の財産はお金では買えません