カーマ(喜び)の学び。
子どもの喜びと、大人の喜びがあります。
子どもの喜びの特徴は、
人に与えてもらうことです。
大人の喜びの特徴は、
人に「成長の果実」を与えられることです。
前者は、物質的価値観。
後者は、精神的価値観。
愛し合う関係とは、大人の喜びであり、後者です。
自己愛の欠如が不幸な恋愛を引き寄せます。
仕組みはシンプル。
自己愛の力が育っていないと、人に尊重して貰おうとする承認欲求が多分にあります。
まず、相手の関心を自分に寄せさせようと、相手の気に入るような振る舞いをします。
自己愛の力が育っていないと、無理をしてでも、相手に合わせていきます。いいところだけを見せがち。
そして、相手の要求をこちらが呑んだのだから、
今度は自分の思う通りのことを返して貰いたいと依存が増長します。
取引が暗躍する不幸な恋愛依存関係が、成立しているのね。これはとても悲しい。。。
貪り合いと言います。
(道徳観では「貪瞋痴」と言って、三毒として語られてますよ)
互いに助け合いたいと思うなら、
自分が自分の責任を持てるようになっておくこと。
自分を労わり、愛して、成長させる力を沢山持っていることがとても大切なの。
子どもの頃から多くの経験を通して、成長していくこと。
成長の果実を大切な人の為に、与えられること。
真のパートナーシップとは、前者ではなくて後者なのです。
精神的価値観の交流を目指しましょう。
大人の喜びは、自覚していかないと、手に入りません(*^^)v