反抗するだけで意見がない。
子どもの反抗期に良くある光景。
「あれはイヤ、これはイヤ」
では、どうしたいの?と聞くと、
「・・・・・。」
誰かの意見に対して、批判・反抗や反撃は出来るのだけれど、
自分がどうしていきたいのか、
自分は何を感じどのように考えて、どうしたいのか、
意見の構築が見当たらない。
それは、消極的な生き方の一つです。
心配性になることも、
見栄を張ってぎこちないことも、
これも消極的な生き方の一つです。
自我中心的な生き方とは、
何処かで他者を敬うことも、自分を敬うことさえも避けていて、
自己発見への道筋が、
なぜが頓挫しています。
誰の中にもある誠実に努める力を、
引っ張り出して使えたなら、
自我中心的な生き方は
姿を消してくれるんだろうと思うのです。