自由を感じることが難しい時とは、どういう時でしょうか!?
人を観察していると、
ひとりひとり独特な特徴があるのが良くわかります。
その形態を理解されない時、最も不自由と感じるのだろうと思います。
まず私達の肉体は、個性の一番わかりやすい表現と言えなくもありません。
これを嗜好品と同じように見てしまうと、
自分の存在を受容することが困難に感じたり、
形態を無視し、健康を損なうことへと繋がって、
不自由を味わう羽目になります。
食事の調整も大事ですが、
その前に、
調整を司る意思に働きかけることが、そもそも大事だったりします。
まず簡単に肺呼吸を通して、肉体空間の萎縮を解放し、
感情や自己表現の開放が容易くなるようにしましょう。
小さなことに思えますが、自由の基礎中の基礎です。
どんな場面でも深い呼吸は有効です。
次に、自由を満喫する時とは、
独自の特色から放たれる、言葉の表現や行動です。
私達は、内なる真実に基づき行動し、
それらを言葉にするとき、自由な感覚を得るのです。
私達は子どもの頃から、
他人のニーズを満たすために表現や感情の調整を教えられてきています。
そのため、個人の信実を口にすることを押し留めてしまうようになり、
表現することそのものが、とても難しいと感じています。
改めて自分自身の感情表現の方法を模索し直すことが必要です。
できるできないを脇に置いて、一旦試してみる経験をする。
個人を信じて行動し、そこで得た事実を沢山持つことです。
経験の中でより深くまで自分を知り、
それらを自分の言葉で語り、
他人を喜ばせるだけの生き方から解き放たれたとき、
人は自由になれたと実感するのです。
自分の道筋は、道すがら明確化していくもの。
まず体験することを選び、体験の中で学び、体験の中で育み、個人の信実を持ちましょう。
創意工夫の繰り返しで、
いつしか個人の真実につながる力を強化して、今を生きる。
自由とは、人に与えてもらうものではなく、
自分で創り上げていくものだから、
最も気高い財産と、語り継がれているものなのですね。