アーユルヴェーダの背景には、ヒンドゥー教の教育文化が今もあります。
この教育文化は、一時インドのヒンドゥー教を征した仏教の教育文化も影響し息づいてます。
哲学や宗教や道徳を学ぼうと思った時、
そのいきさつも一緒に学んでおいた方がイイ。
5000年も前の生活では、
自然・太陽・月・森・海・空・火・風・嵐などは、
すべて神様の現われとの教育だったことを、
きちんと頭に入れておくと、宗教観による混乱は避けられると思います。
思想傾倒し過ぎで、非現実にならない工夫をしましょう。
最初期は「一神教」です。「供犠や司祭」が主。
だんだん人間性の教育や道徳律、信愛・行為・知識の習得へと変わっていきます。
師が違うと礼拝や因習的祭礼、讃歌、詠歌などを行わなくてもよく、
それぞれにあった教育を選択できるようになっていきます。
結構自由でバラバラ。
ただ行為・道徳律・生活慣習への規範に重点を置いているのは共通してます。
宗教教育文化は、時代の中で多様化しました。
例えば巷で流行っているヨガも、もとは哲学六派のひとつ。
ヨーガ学派は、サーンキヤ哲学を背景にしていて二元論です。(割愛しますよ)
最初期のヴェーダの教えとは少し違っています。
バクティ(信愛)、カルマ(行為)、ジュニアーナ(知識)の分野がありますが、
それ以上に宗教的神秘(太陽・月など)を肉体の神経系の中に求め、
肉体の改造を中心に行うことで精神活動が活性化するとの考えになってます。
あと、男根的崇拝や化身思想も取り入れていく色々な流派が生まれてます。
ヨガは神秘主義を除いては、医学的や生理学的な分野でとても貢献をしていると言われてます。
人によって特性が違うために宗教改革を通して、
教育方法を選べるように変わったんでしょうね。
それは現代でも同じ。
人格化された神や偶像崇拝を好む人がいます。
きっかけも選択も自由です。
私は個人的に、こちらをおススメ。
・信仰より行為が重要である
・人生の目的はダルマに繋がることである
実践による思考の開発。
心理学的でもあるし、科学的に説明も出来るものが沢山あるから安心。
誰もが身近において実践できるものです。
意欲と集中力と持続力がカギ。地味ね(笑)
感情抑制力の開発と、
自我が異常に強くなっている状態を見抜く人格改造がメイン。
地に足が着く知が好きね。
最初の訓練は、小さな小川のようなモノ。
立派な水路とは言い難い。いつ干し上がるかわからない。
でも絶え間ない訓練の流れの中で水路となる。
いずれは大海に流れ込む。
その大海は、
「人として生まれたらどのように生きることが幸せなのか」
手応えがある場所に辿り着くと言えるのだろうと思います。
囚われることなく、偏ることなく生きていきたいですね。
私は毎日の生活で、家族がいても仕事をしていても、
そこから逸脱する環境を特別に必要としなかったわよ。
では簡単な所で、
今日、食べ過ぎはやめましょう
今日、やり過ぎ・不活動は控えましょう
今日、癖や強欲に囚われるのはやめましょう
今日、思った通りにならないとイライラするのはやめましょう
今日、自分の成長の為に何をしようか考えて、実行しよう
自分を分析して、それを元手に改善していくだけ。
干し上がらずに、へこたれずに30年もよく続けてきたわねと思ってる。
ははは(*´з`)
小さな積み重ねをやっていきましょ♡
(人間の本質による悪癖の数々は、心のメモ帳にアップしてます。研究に使ったものばかりよ)
毎日が安穏で、身心は軽快かつ健康。
人間関係に縛られることなく、
慣習にもとらわれることなく、無所属無流派の独立性を目指す。
大切な人が沢山いる。これからも守っていきたい。
こころの浄化を実践をすると、
いずれ大海に繋がります。
色んな不純物と共に流れて、
長い年月の中で原型をとどめないほどに純化させる力を、
人も持つのだろうと思います。