既成観念を脇に置き、
価値や基準を自分の五感によって作り出し、
他人の目から見た自分で生きるのではなく、
自分自身を生きることが貴重です。
これを意識してない人が多いこと。
遠足で自ら計画した道のりを歩くのではなく、
他人のお膳立てが一番正しいと思って歩くのとでは随分違うでしょうね。
この世の中に住んでいる人の中に、
後者を選んで予測した通りにはなりませんでしたと、
あとで小言を言っていることがなんと多いことか。
自主性は良く観察すれば追従と模倣であることが多いのです。
誠実で良心的に生きようとするとき陥りがちな心配と不安。
みんなと一緒でないことに違和感と罪悪感を持ってしまうジレンマ。
葛藤の中で大きく揺れ動く経験は、誰でもしたことがあるのではないでしょうか。
気が進まない進学や就職を軌道修正することなく進んでいたなら、
社会や親に進まされたと思うのは無理はないと思います。
でも、それで責めていても何も変わりません。
毎日の生活のあり方に、
これは自分で納得して調教していると自覚を持たない限り、
気持ちの整理はつかないと思います。
今ここのあり方が自己実現の選択に関わっています。
やらされていると感じていますか。
自問自答しましょう。
で、自分はどこまでなら自力でやれているのか。
価値分析しましょう。
幸せな自己実現は、どこかの道を進んだ先にポコンとあるのではありません。
それは誤解です。
独自の価値を追求している今ここが、もう自己実現の幸せな道の上なんです。
今日と言う日も基本的信頼感が伴う幸福の道の上にいることを、
自らセッティングすることです。
道すがら選択が功を奏して充実していく生活に形を変えていくんです。
自己実現はポコンと誰かに「ハイ、これが君の自己実現の生活だよ」なんて配られものではありません。
生活のベース音がちょっと困った基本的不信感な人ほどこちらを想像しています。
価値分析はきちんとしましょう。
まずは幻想を取っ払いましょう(*^^)v