今日で上半期が終わりますね。
この5月と6月のサロン利用目的は「めまい・蕁麻疹」でした。
この二つに関与していた心理面でのストレス因子が、
①頑張り屋さん
②一生懸命
③我慢
④几帳面
次に構造的ストレス因子が、
慢性的な生活動線から解放されるための、運動やストレッチをなんにもしていなかった。
次に物質的ストレス因子が、アンバランスな食事。
最後に季節性ストレス因子。
上記が合わさって最終的には不眠傾向。
色んな病院に出向いて検査をしてみたけれど異常なし。
アーユルヴェティックライフでは、
上記のストレス因子を一つずつ減らして調整します。
長期的なストレスに晒されて、心理的にも追い打ちをかけられて、
西洋医学でいう副腎機能低下症などの抑制機能の低下が背景に視られます。
ピッタ「消化の火(消化・吸収・解毒・排泄)」上昇し過ぎからの一転低下が考えられます。
イメージで言うと業火とかした心身です。
肝経絡の問題も一緒に誘発しますので、視力の低下や知覚器官の低下も随伴します。
今日はそんな背景を踏まえて、読んでいただけたらヒントになるかもしれません。
アーユルヴェティックライフで必須の意識改革に役立ててください。
一般的な考え方で行くと、
メンタル・フィジカル・ソーシャルの3つに支えられているのが健康の概念です。
近年その健康の概念に、
東洋思想の「スピリチュアル(精神性)」の要素も必要ではないかと、
考えられるようになってきています。
注意しておいてほしいのは、
この精神性は新興宗教ではないですよ~
社会性を重んじている場合、
多くの人は「承認の欲求」を最高峰にあげています。
社会的地位で自分の立ち位置を確認しています。
メンタルヘルスのお仕事をしていると、
社会性を重んじるあまりに自分の生きがいを見落として、
苦悩してしいる人にお会いすることがとても多いです。
どのように人に見てもらえるのかを、
いつも念頭に置いて頭を使っています。
本人も気づかないうちに陣取っている思考癖があります。
『他人に認めてもらえるか』
『高く評価して貰える可能性が高いか』で、
人や物事の価値を判断しがちです。
これはとても残念なことです。
自分の五感を使って得意・不得意の経験を見つける感覚が姿を消し、
ひたすら他人にどう高く評価して、場を乗り越え気に入ってもらえるかに固執しています。
「承認の欲求」に振り回されていくと、
自分本来の育成に手がかからず、
沢山の時間をやり過ごしていきます。
自分らしさに手つかずで会社の流れに呑まれ過ぎてます。
また、他人の目に対する恐ろしさをどう回避するかに始終浸かってしまい、
頭も心も休まらない。
唯一解放される手段であるリフレッシュやリラックスを忘れてしまって、
メンテナンスが疎かになっています。
精神性は、個人に備わる才覚を見極める方向です。
命の流れを社会性よりもう一つ上から観察します。
この世に生まれた意味づけ。
その家族を選んで生まれた意味づけ。
人生の課題と方向性の意味づけ。
個の特性や伸びしろを最大限に伸ばしていくために、
目の前の社会を利用する流れを創ります。
自分を先導し支えるのは自分です。
大きな流れに支えられるように自分を鍛えていきます。
自己肯定力や自己育成力を必要とし、
自分らしく生きていく技術を開発し、その手ごたえを十二分に味わい続けます。
社会性では、他人の承認によって育成しているともいえます。
精神性では、自分自身の容認と根気によって育成しているといえます。
どんな人生であれ、本人が一番納得がいく人生を歩んでいくことを目的とします。
精神性を重んじると、
それぞれが持って生まれた才能を最大に引き出し、
それぞれのパートを責任を持って遂行し社会に貢献するって仕組みです。
まずエネルギーを私生活で滋養し、
そのエネルギーを社会参加の時間を利用して自分の伸びしろを活かします。
やりがいありますでしょ。
社会参加の仕方や心持ちがちょっと違うんですね。
どうぞ生き方改革に興味を持ってください。
アーユルヴェティックライフの3本柱はおススメですよ。
メンタル・フィジカル・スピリチュアル。
個の人格の向上と才覚を自覚してしっかり育てあげていき、
義務を果たす精神性はとても重宝だし面白いですよ~(*'ω'*)
・精神性を鍛えるために、目の前の社会を利用させていただく。
・個の伸びしろを最大に活かしていくために、日々の生活のリズムを創る。
・社会性の枠組みを利用させていただき感謝をしながらも、承認の枠組みに囚われない一歩上を行く。
精神性を知らないと損よ~